第6回リアビズ高校生模擬起業グランプリ
2025年12月21日、東京都内で開催された第6回「リアビズ高校生模擬起業グランプリ」では、岩田高等学校の模擬企業「札和堂」が見事にグランプリに輝きました。このイベントは、認定NPO法人金融知力普及協会が主催し、高校生たちにリアルな起業体験を提供することを目的としています。
リアビズとは?
「リアビズプロジェクト」は、少子高齢化や起業家育成が求められる現代において、高校生が自主的にビジネスを企画し、実施する機会を与えるプログラムです。2020年にスタートしたこの取り組みは、毎年多くの応募が寄せられています。
2025年の大会には、全国から84件の応募の中から選ばれた8つの模擬企業が参加しました。これらの企業はそれぞれ、30万円の資金をもとに商品開発、広報活動、ネットショップの構築などを行い、実際のビジネスと同様のプロセスを体験しました。
成果発表会の様子
発表会は、参加企業による商品のプレゼンテーションや活動の報告が行われた場で、視聴者もオンラインでその様子を楽しむことができました。審査員によって、各模擬企業のビジネスプランの斬新さや実行力が評価されました。岩田高等学校の「札和堂」が選ばれた理由は、そのクリエイティブなアイデアと実行力にあったとされています。
一方、他の参加校も負けじと魅力的な企画を披露しました。渋谷教育学園渋谷高校の「しぶず」や、岐阜県立岐阜高校の「センス☆イイネ」など、各校が持つ独自の視点や技術を活かした発表が行われ、審査員や視聴者を唸らせました。
参加者の声
参加した高校生たちは、実際に商品を販売することや、顧客と接することの重要性を学びました。また、ビジネスを成功させるためには、チームワークや計画性が不可欠であることも体験を通じて知ったようです。参加者の一人は「このプログラムを通じて、自分たちのアイデアが形になる喜びを感じた」と話していました。
結びに
今回の成功を受けて、今後も「リアビズ高校生模擬起業グランプリ」は、若い世代の起業家育成に寄与していくことでしょう。参加する高校生たちが、未来のリーダーとして自信を持って社会に出ていけるよう、さらなるサポートが期待されます。詳細は「
リアビズ公式サイト」をご覧ください。