高知県須崎市の特別な一夜
高知県須崎市で、元空き寺を舞台にした夢のようなイベントが開催されました。この場には、エジプトやインドネシア、カナダ、アメリカ、スウェーデン、タイなどからの外国人を含む合計50人が集まり、素晴らしい時間を共有しました。参加者の多様性がもたらした交流の中で、地域の魅力が改めて感じられる瞬間となりました。
増える国際的交流
このイベントには高知県民をはじめとする多くの人々が参加し、高知の美味しい料理に舌鼓を打ちました。特に、他地域から訪れた参加者たちは、高知の卓越したおもてなしや料理の数々に感動し「本当に素晴らしい時間だった」と、参加者同士が笑顔で語り合う光景が印象的でした。
お隣の香川県琴平町からも参加者が来てくださり、さらに地域同士のつながりを深めることができました。今回のような国際的な参加が増えていくことは、今後のイベント運営においても非常に大切であり、次回以降の展望も広がります。
プレゼンテーションと交流
イベントの一部として、私たちが運営する元空き寺で活動しているメンバーがプレゼンテーションを行いました。最初に登壇したのは、竹芸作家の濱田さん。須崎市の名産、虎斑竹を用いたアートやその竹林の課題について、多くの人が関心を寄せる内容を紹介しました。続いて、音楽活動を行っている日高君が須崎市の音をテーマにしたプレゼンテーションを展開し、参加者を魅了しました。
また、インドネシアの方からは、イスラム教のラマダンについての知識を共有していただき、文化交流の場としても大変豊かな時間となりました。
アフターパーティーとともに
報告会が終了した後は、アフターパーティーに移り、音楽祭が始まりました。四万十町出身のポルコ君によるDJパフォーマンスが場を一層盛り上げ、琴平町からの参加者からは集合写真の提案もありました。まさに多様な文化に触れ合う瞬間が繰り広げられました。
さらに、須崎市のカリンバアーティスト、ほとりさんの演奏もあり、自然の音と電子音のハーモニーが参加者をリラックスさせました。音楽の力が皆を一つにし、感動的なサプライズバースデーパーティーも行われ、日高君の誕生日を祝いました。
ノマドと須崎の未来
今回のイベントは、私たちの拠点「とまり〜な」における活動の一環であり、ノマドライフを楽しむ人たちとのつながりを深める重要な機会でした。私たちは、須崎市を中心としたノマドのコミュニティを育成しながら、豊かな自然環境や文化を基にした新たな観光の形を提案しています。2023年の活動は、すでに多くの参加者を迎え、6人の住民票が移転するなど進展が見られています。
今後の活動について
私たちは日本の魅力を再発見し、特にZ世代における新しいライフスタイルとしてのノマドを提案していきたいと考えています。次回のイベントでは、英語翻訳をしっかりと行い、より多くの外国人参加者を迎え入れたいと思っています。このように、須崎市の魅力を世界に向けて発信しつつ、地域とのつながりを深めていくことが私たちの目指すところです。
高知県須崎市でのこの特別な一夜を通じて、自然と共に生きる新たなスタイルが生まれることを期待しています。