新しい価値「LOSS IS MORE GIN」
2023-08-03 10:00:13

アップサイクルコレクティブ発の新たなクラフトジン「LOSS IS MORE GIN」登場

アップサイクルコレクティブの「LOSS IS MORE」が新しいジンを発表



アップサイクルの新たな潮流として、『LOSS IS MORE』というコレクティブが誕生し、その第一弾プロダクトとしてクラフトジン「LOSS IS MORE GIN」が登場しました。このプロジェクトでは、毎年5月の「母の日」に多く廃棄されるカーネーションなどの「ロスフラワー」を活用したサステナブルなクラフトジンを製造しています。

「LOSS IS MORE GIN」の発売について



「LOSS IS MORE GIN」は、2023年8月7日より公式サイトやエシカル・スピリッツの通販サイトなどで販売を開始します。また、盛岡市にオープンした「LOSS IS MORE コンセプトショップ&カフェ」で直接体験することもできます。ジンは花の香りを生かしたスパイシーな味わいが特徴で、飲むことでこの取り組みの意味を感じることができます。

プロジェクトの背景と意義



このプロダクトの誕生には、岩手県の生花店「田村フローリスト」の想いが込められています。この店舗は、廃棄される運命にある花を有効に活用したいと考えており、その願いが「LOSS IS MORE」に集まるクリエイティブ専門家の手によって実現しました。特に、日本ではロスフラワーによる経済損失が年間で1,500億円に達するとされており、その解決策に取り組む姿勢は賞賛に値します。

アップサイクルとサステナビリティ



『LOSS IS MORE』は「ロスで社会をもっと豊かに」という理念を掲げ、廃棄されるものに新たな価値を見出しています。このコレクティブは、様々な専門知識を持つプロフェッショナルが集結したチームで、廃棄される素材を利用する事業者と優れた製造技術を持つ事業者を結びつける活動を行っています。

ジンの製造工程



「LOSS IS MORE GIN」の製造には、岩手県内で廃棄されたカーネーション、バラ、ユリの3種類の花が使用されており、東京の再生型蒸留所『東京リバーサイド蒸溜所』で蒸留されています。ジンとしての特性を持たせるために、ジュニパーベリーやコリアンダーシードなどのスパイスも加えられています。

フラッグシップショップオープン



さらに、盛岡市内には「LOSS IS MORE コンセプトショップ&カフェ」がオープンし、廃棄された花材を利用したドライフラワーや、ジンの試飲が楽しめるようになりました。この店舗では、廃材を用いたリノベーションが施されており、地元の資源を活用した温かな空間が広がっています。

このように、「LOSS IS MORE GIN」の誕生は、ただ飲むだけでなく、サステナブルな社会への貢献という意味を持っています。廃棄されてしまうお花たちの新たな価値を、多くの人々に知ってもらい、愛されることでしょう。今回の取り組みを通じて、心温まるストーリーを感じながら、上質なジンを楽しんでみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社LOSS IS MORE
住所
岩手県紫波郡紫波町北日詰字大日堂8-19グッドデイ日詰3号
電話番号

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