KYOBASHI ART WALL
2021-11-01 10:30:02
新進アーティストを支援するKYOBASHI ART WALLの魅力と取り組みを探る
新進アーティストを支援する「KYOBASHI ART WALL」
戸田建設は、2024年に東京・京橋に新たにオープンする新本社ビル「新TODAビル」に向けて、新進アーティストを支援する公募企画「KYOBASHI ART WALL―ここから未来をはじめよう」を開始しました。このプログラムは全4回にわたって行われ、各回優秀作品が選ばれ、合計8作品が展覧されます。選ばれた作品は新TODAビルの建設現場に掲出されるだけでなく、京橋の各所でも展示される予定です。
京橋の歴史とアートの結びつき
京橋はその歴史的意義からアートの発信地として注目されています。江戸時代、京橋は東海道を進む旅人が最初に渡る橋として知られています。そのため、ここがスタート地点であり、未来への扉を開く場所でもあるのです。2021年には、現代アートを推進するために「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」が立ち上がり、京橋が次世代アートシーンの発展の中心地として機能しています。戸田建設もこの流れに乗り、アート事業を新たに立ち上げました。
公募企画の詳細
「KYOBASHI ART WALL」では、各回の作品募集が行われ、それぞれの優秀作品には賞金や展示の機会が与えられます。募集は2021年11月から12月にかけて行われ、応募資格は個人またはグループで、何作品でも応募可能です。作品は平面作品で、サイズの制限がありますが、未発表の作品が求められています。
優秀作品には、賞金25万円のほか、新TODAビル建設現場での作品掲示や、TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHIが主宰するギャラリーでの展覧会開催など、多くの支援が提供されます。また、奨励作品にも展覧会やグループ展への参加がサポートされます。
審査員とスケジュール
この企画の審査には、アートの専門家が集まり、選考が行われます。具体的には、小山登美夫氏や笠原美智子氏、石井信氏など、各界で著名な方々が審査員に名を連ねています。
スケジュールは、2021年11月1日に応募が開始され、2021年12月24日に募集が締め切られます。審査結果の発表は2022年2月で、その後のプロジェクトでは優秀作品の掲示や展覧会が計画されています。
京橋での作品発表と未来
優秀作品は新TODAビル建設中の仮囲に掲示されるほか、四季彩舎での展覧会にも出展されます。このように、京橋という地域ならではのアートプロジェクトとしての役割も果たしながら、次世代アーティストたちを育む場となるでしょう。新TODAビルのオープンに合わせ、多くの人々にアートを楽しんでもらえる機会が広がることが期待されています。
この取り組みを通じて、京橋が新しいアートの拠点としてさらなる発展を遂げることを期待しています。アートがもたらす可能性や、地域との結びつきがどのように進化していくのか、今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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戸田建設株式会社
- 住所
- 中央区八丁堀2-8-5
- 電話番号
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03-3535-1356