ニセコでワーケーション体験！快適な仕事環境を提供中

ニセコでの新しい働き方「ワーケーション」

北海道のニセコエリアは、世界中の旅人が訪れる避暑とスキーの人気スポット。その魅力は、美しい自然やアクティビティだけでなく、滞在型旅行に最適な宿泊施設が豊富に揃っていることにもあります。ここでは、キッチンや洗濯機などの生活設備が整ったコンドミニアムが300以上存在し、多くの訪問者が長期間滞在しています。

外国人観光客も多いニセコの魅力

ニセコエリアには毎年25.9万人の外国人観光客が宿泊し、冬季には平均で2.3泊も過ごすというデータがあります。この数字は、北海道全体の外国人宿泊平均1.28泊や、日本全国の1.60泊に比べて非常に長い滞在を示しています。また、夏季も避暑を目的に多くの大都市圏から長期間の滞在を希望するゲストが目立ち、2019年度の実績では、なんと平均53.3日も滞在していたというのです。

興味深いことに、その93%がリピーターで、70%以上の方が5回以上も訪れた実績があります。これは、ニセコの宿泊施設の満足度が非常に高いことを証明しています。

新たな取り組み「ワーケーションニセコ」

このようなニセコエリアの特性を生かし、一般社団法人倶知安観光協会は「ワーケーションニセコ」という新しい事業を立ち上げました。リモートワークが普及した今、長期滞在しながら仕事をするスタイルが注目されています。この試みの第一弾として、特定の期間に「ワークプレイス」が試験的に運用されます。

ワークプレイスの詳細

- 期間: 2020年8月24日（月）〜9月25日（金）の平日
- 時間: 9:00〜17:00
- 場所: タンタ・アン（ニセコグラン・ヒラフマウンテンセンター内）
- 料金: 無料（但し、利用者のニーズ調査への協力が必要）

このワークプレイスでは、電源やWi-Fi、コピー機などの設備が整っており、広々としたオープンラウンジやミーティングスペース、さらにはリラクゼーションスペースも完備。リモートワークや会議の際に、心地よい環境で集中して作業できるようになっています。

運営にあたっては、コロナウイルス感染防止の対策として、北海道の「新北海道スタイル」に基づく運用が行われます。これにより、安心して利用できる環境が整っています。