津南醸造、飲食業界との新たな出会いを紡ぐ
新潟県津南町に本拠を構える津南醸造株式会社は、2025年6月19日に東京都港区のSustainable Food Museumで開催された「TRANOMON JUST RIGHT NEW FOOD 2025 試食会」に参加しました。このイベントは、Sustainable Food Asia株式会社の主催による「スタートアップ×飲食店交流イベント」として、多くの業界関係者が集まりました。
行われた試食会の目的
この試食会は、地域に根差したスタートアップ企業が、自らのプロダクトをフードテック企業や飲食店オーナーに紹介することを目的としています。当日は合計9社が参加し、現地及びオンラインで飲食店関係者との意見交換が行われました。このような交流の場は、スタートアップと飲食業界の新たなつながりを生む大切な機会です。
津南醸造が誇る日本酒
津南醸造からは、日本酒「郷(GO)GRANDCLASS 魚沼コシヒカリ Edition」が出品されました。この逸品は、魚沼産コシヒカリを100%使用し、雪国・津南の豊かな仕込み水と独自の酵母を使って醸造されています。さらに、生成AI技術を駆使したスマート醸造によって生まれたこの日本酒は、2024年のKura Master日本酒コンクールで金賞を受賞した実績を持ちます。
持続可能な酒蔵としての取り組み
代表取締役の鈴木健吾氏はイベントでプレゼンターとして登壇し、「郷(GO)GRANDCLASS」の製造背景や、酒質へのこだわりを丁寧に説明しました。また、酒粕を利用した「melty snow」といったアップサイクルの展開や、持続可能な酒蔵モデルについても語りました。津南醸造の取り組みは、地域資源の有効活用だけでなく、業界全体に持続可能なモデルを広める試みでもあります。
高付加価値食品の紹介
イベントでは、津南醸造以外にも、リジェネソーム株式会社のエルゴチオネイン高配合サプリメント「SAISEI リジェネソームサプリメント」や、株式会社オリゼの卵不使用の麹マヨなど、革新的な食品プロダクトが紹介されました。参加者たちはこれらの新たなプロダクトに対して、食べ物のクオリティや栄養価について活発な意見交換をしていました。
今後の展望
津南醸造は今後も日本酒の可能性を追求し、地域連携をさらに強化していく意向を示しています。このような取り組みを通じて、伝統的な日本酒文化の革新を促進し、持続可能な未来を築く役割を果たしていくことを目指します。
2025年の試食会概要
- - 日時: 2025年6月19日(木)14:30~16:30
- - 会場: Sustainable Food Museum(東京都港区西新橋1丁目17-8 須田ビル1F)
- - 主催: SFA(Sustainable Food Alliance)
- - 内容: スタートアップ8社によるピッチ、試食・マッチング交流、意見交換会など
津南醸造の公式サイトは
こちらです。