PACKが連続優勝!第6回全日本ガッツクラブチーム選手権の魅力
2025年2月22日と23日の2日間、茨城県神栖市にあるかみす防災アリーナで「第6回全日本ガッツクラブチーム選手権大会」が開催されました。昨年度に続き、PACKがオープン部門で見事優勝を飾り、その強さを証明しました。
優勝の栄冠に輝いたPACK
オープン部門には11チームが参加し、競技の結果、PACKが優勝し、80's the originが準優勝、SELFISHが第3位を獲得しました。特筆すべきは、MVPとベストスローワー賞に輝いたのがPACKの伊藤賢吾選手で、彼の活躍がチームの勝利に大きく貢献しました。
本大会には既に評価されているチームと選手たちが集まり、非常にレベルの高い試合が繰り広げられました。それぞれの選手が持ち前の技術を駆使して試合に臨み、自身の実力を存分に発揮しました。
ガッツの競技内容
「ガッツ」とは、2チームが向かい合って行うフライングディスク競技です。選手たちは14m(女子は13m)の距離でラインを引き、オフェンスチームの選手がディスクをグループのスコアリングゾーンに向けて投げ、キャッチを目指します。ディフェンダーはその得点を阻止するために全力で挑み、緊張感あふれるプレーが繰り広げられました。
試合中、スローワーはファールラインの手前から、地面に接触させることなくディスクを投げる必要があり、フェアプレイを重視したクリーンなプレーが求められます。特に、参加選手自身がルールを運用するセルフジャッジ制が導入されているため、競技者の自己管理意識も高まっています。
SOTG賞の意義
大会では、「スピリット・オブ・ザ・ゲーム(SOTG)」という概念が重要視されています。この考え方は、選手たちがフェアプレイに対する責任感を持ち、互いにリスペクトし合うことに基づいています。SOTG賞は、対戦した全てのチームから与えられる評価スコアの平均点を元に、最も優れたスピリットを持つチームを表彰します。
今年は、空牙がそのSOTG賞を受賞し、その高いフェアプレイ精神が評価されました。
参加チームと観戦の魅力
今年の大会には72名の選手が参加し、それぞれのチームが個性的な戦術で戦いを繰り広げました。PACKの選手たちは力強いパフォーマンスを見せ、特に試合終了間際の逆転劇は多くの観客を魅了しました。観客席には熱心なファンが集まり、選手たちのプレーに喝采を送りました。
また、大会には文化シヤッター株式会社の協賛もあり、地域全体でフライングディスク競技の楽しさを共有する機会にもなりました。観客はもちろんのこと、選手たちも新たな出会いや交流を楽しむことができたことでしょう。
まとめ
「第6回全日本ガッツクラブチーム選手権大会」は、フライングディスク競技の魅力を再確認させる素晴らしいイベントでした。PACKの連続優勝が示す通り、競技の熱気はまだまだ衰えを見せません。今後の大会でもこの熱い闘志が継続されることを期待しています。