技術を可視化する新たな取り組み「くらしのエンジニア認定制度」始動
株式会社志事人が運営する「HOW PRO(ハウプロ)」は、2026年5月8日から、ブルーカラー職人の技術を可視化するための新たな制度、「くらしのエンジニア認定制度」を始動します。この制度は、エアコン清掃やハウスクリーニングなどのサービスにおいて、職人の「見えない技術」を客観的に評価し、証明するものです。
職人不足に直面する現場技能
国土交通省の「国土交通白書2025」によると、建設業に従事する労働者の約36.7%が55歳以上で、29歳以下はわずか11.7%です。このような高齢化と若年層不足が同時に進行している中、工事現場の技術力をどう維持・向上させるかが喫緊の課題です。特に、ブルーカラー職人の仕事は、技術力の判断が難しく、依頼されるサービスを選ぶ際に価格比較に偏りがちです。
自信を持って技術を証明
「くらしのエンジニア認定制度」では、認定番号付きのカード、画像データ、バナーが提供され、技術者は自身のスキルを示すポートフォリオとして利用できます。お客様は、安心してプロフェッショナルを選ぶ根拠を得られ、一方で技術者にとっては、スキルが証明されることで市場での競争力が高まります。
1. 客観的な基準を導入
本制度では、技術者が認定を受けるために、全日程の受講、筆記試験で90%以上の得点、実技・CS(接客スキル)試験に合格する必要があります。これにより、知識だけでなく、必要な技能とお客様へのコミュニケーション能力も確認されます。
2. スキルの可視化
合格者には、顔写真と認定番号が入った物理カードが発行される他、SNSやホームページなどで利用できる画像データやバナーも配布されるため、オンラインでも自分の技術をアピールできます。
3. 複数スキルの認定
受講者は、エアコンクリーニングエンジニア、ハウスクリーニングエンジニア、洗濯機エンジニアなど、様々なカテゴリーにて段階的に資格を取得することが可能です。このようなキャリアパスは、ブルーカラー職人が専門スキルを超えて多才な技術者として成長できる機会を提供します。
ブルーカラーのキャリアアップを見える化
本制度は単なるスキルの証明にとどまらず、「エキスパートエンジニア」や「マスターエンジニア」といった上位称号も設けており、複数のカテゴリーに認定されることで専門性の高い人材として理解されます。これによって、顧客は信頼できる職人に依頼できるだけでなく、職人自身も成長を実感しやすくなります。
まとめ
「くらしのエンジニア認定制度」で目指すのは、職人が正当に評価される社会の実現です。技術者は、自分の技術をお客様にわかりやすく伝え、信頼を得ることができる一方で、消費者は安心してサービスを受けることが可能になります。私たちの生活を支えるブルーカラー職人が、未来への希望を持って成長できるよう努めていきます。