一般社団法人新経済連盟(新経連)は、2025年6月26日開催の理事会にて、株価指数の組入れおよび除外の銘柄に関する決定を行いました。新経連指数は、日々の株価変動をもとにした経済指標として注目されている指標の一つです。新経連はこの指標のメンバー企業を定期的に見直し、投資家にとって価値ある情報を提供しています。
2025年7月1日付けで新たに組み入れられることが決まったのは、以下の3社です:
- - くら寿司株式会社(プライム:2695)
- - 株式会社クリーク・アンド・リバー社(プライム:4763)
- - 株式会社エフ・コード(グロース:9211)
くら寿司は、日本国内で多くのファンを持つ回転寿司チェーン。持続可能な食文化を支える方針で知られ、今後の成長が期待されます。一方、クリーク・アンド・リバー社はクリエイティブプロフェッショナルの支援を行う企業で、さらなる拡大が見込まれています。エフ・コードは、デジタルビジネスに特化したサービスを提供しており、近年の技術革新に伴って注目度が高まっています。
反対に、除外となる銘柄も発表されました。上場廃止が決まったのは、以下の2社です。
- - 株式会社カオナビ(グロース:4435)
- - 富士ソフト株式会社(プライム:9749)
また、退会が予定されている銘柄には、株式会社グローバル・リンク・マネジメント(プライム:3486)、株式会社BlueMeme(グロース:4069)などが含まれています。特に注目されるのは、ビジネスの急速な変化に対応できない企業が退会の危機に直面していることです。
一方、株式会社エディア(スタンダード:3935)は市場変更が行われ、新たな戦略を模索している模様です。市場の動向は常に変わっており、企業が生き残るためには、柔軟な対応が求められています。
新経連指数の今後の動向には多くの投資家が注目しており、特に2025年度定期銘柄入替の基準日である8月1日以降は、更なる動きが期待されます。具体的な変更は来る9月から新経連指数の計算式に反映されるとされています。新経連のような取り組みは、経済全般におけるトレンドを反映し、投資家に新たな投資機会を提供する場となるでしょう。
詳しい情報については、公式ウェブサイトや発表資料を確認することをお勧めします。