奈良市の新たなチャレンジプログラム「ならわい」
奈良市が実施する地域に密着した新規事業プログラム「ならわい」が、令和6年度も始まります。この取り組みは地元企業と協力し、移住や起業を考える人々に対して新たな働き方を提示するものです。特に、最近では都市部から地方への移住や働き方の見直しが注目されています。
プログラム概要
「ならわい」は、奈良市内の地元企業とともに参加者が新規事業に挑戦するプログラムです。令和4年度から始まったこのプログラムは、過去に参加した人からも多くの反響を得ており、実際に5名が奈良市に移住し、地域生活を始めました。
2023年9月から12月の約4か月間、参加者はオンラインと現地活動を組み合わせて取り組むことができます。プログラムの目的は、奈良での働きや生活への不安を解消し、今後の移住や起業の足掛かりを築くことです。加えて、地域の企業やプレイヤーとつながりを持つ機会も提供されており、関係人口の創出にも力を入れています。
プロジェクト参加企業
本プログラムには、以下の地元企業がプロジェクトの受け入れ先として参加します:
- - 奈良交通: 2023年に創立80周年を迎え、地域交通の中心です。貸切バスを利用し、ワクワクする体験を生み出します。
- - バンビシャス奈良: プロバスケットボールチームで、地域社会に貢献することを目指しています。観客を集める新たな方法を提案します。
- - リリオンテ: 奈良出身の起業家が運営する企業で、新たなお菓子の商品企画に取り組みます。
これらの企業が具体的なプロジェクトを通じて、参加者に新たな視点や経験を提供します。
オリエンテーションとイベント情報
プロジェクトの開始に先立ち、9月7日(土)と8日(日)にはオリエンテーションが開催されます。場所は奈良市創業支援施設「BONCHI」で、参加者紹介やチームビルディングなどが行われます。
参加者募集について
プログラムへの参加者募集は、令和6年6月17日から7月22日まで行われます。参加費は2万円で、移動交通費や食費は各自負担となります。定員は9名(3名×3チーム)を予定しています。
過去のイベントは好評で、多くの応募者が集まりました。特に首都圏からの参加希望者も多く、地域活性化に寄与することが期待されています。
地元の未来を築く
「ならわい」プログラムは、単なるビジネスチャレンジに留まらず、地域社会との交流を深め、新たなつながりを創出するためのものです。興味のある方はぜひ、参加を検討してみてください。奈良市を舞台に、新しい経験があなたを待っています。