音質革命「netK2」
2012-07-03 12:13:17
TBSラジオが誇る新技術「netK2」で音質革命!音声配信がさらにクオリティアップ
TBSラジオの音質向上に向けた新技術「netK2」
TBSラジオ&コミュニケーションズは、音声配信に革命をもたらす新技術「net K2」を発表しました。この技術は、株式会社JVCケンウッドとその子会社であるビクターエンタテインメントと共同で開発されたもので、デジタル圧縮音源の高音質化を実現します。この新技術は、TBSラジオが運営する有料音声配信サイト「らじこん」や、ライブ音源を即日販売する「BLITZ T2D」で早速利用されることになりました。
「netK2」の特徴と仕組み
「netK2」は、音声の圧縮時に高音質化を図る「プリ処理」と再生時にユーザーの機器で音質を向上させる「ポスト処理」の二つから成り立っています。このうち「らじこん」で採用されている「プリ処理」は、圧縮時に音質が劣化するのを防ぐため、オリジナル音源の音楽情報を生成し加えることで、より原音に近い高品質な音声を提供します。
この技術の導入により、音楽やラジオのコンテンツは、従来よりも格段に高音質で楽しめるようになります。特に、アーティストやエンジニアが本来望んでいる音質を維持できるため、クリエイターが伝えたいメッセージや感動をユーザーに効果的に届けることができます。
コンテンツの拡充と充実
TBSラジオは、2010年から始まった「らじこん」を通じて、140以上のタイトルと3800件以上のコンテンツを提供してきました。これに加えて、2011年からは音楽プロジェクト「B.E.A.T project」を立ち上げ、アマチュアからプロまでのオリジナル楽曲も次々に配信しています。最近では、ライブ音源をその日にダウンロードできる「BLITZ T2D」システムが導入され、観客は演奏後の感動をすぐに持ち帰ることが可能になっています。
具体的な技術の進化
新たに開発されたTBS RADIO HD ENCODERは、音源を圧縮する際に高音質化処理を行う「net K2プリ処理」を採用しています。これにより、マスター音源から非圧縮ワールドワイドオーディオフォーマットを生成し、その後各種フォーマットにエンコードすることで効率的かつ高音質な音源を生み出しています。このシステムは従来の方法から大幅に高速化され、実際には500以上のコンテンツですでに採用され、クオリティの高い音楽体験を提供しています。
ユーザーの満足度向上
この「netK2」により、ユーザーは特別な機器やソフトウエアなしでも、容易により高音質な音楽を楽しむことができます。全ての音声コンテンツに「netK2」が適応されるため、広いジャンルの音楽やラジオ番組でもこの技術によって音質の向上が図られ、今後もTBSラジオは「らじこん」や「BLITZ×T2D」を通じて、音楽の魅力をより多くの人々に伝えていくことでしょう。音楽を愛する皆さまにとって、この新技術がもたらす体験の幅広さは非常に楽しみです。
会社情報
- 会社名
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株式会社TBSラジオ&コミュニケーションズ
- 住所
- 東京都港区赤坂5-3-6
- 電話番号
-
03-5571-2751