総務人材育成の新たな取り組み 「総務育成大学校」の開校
総務人材育成の新たな取り組み
近年、企業の総務部門への期待が高まる中、「総務育成大学校」が新たに開校されます。このプログラムは、日刊工業新聞社が主催し、中小企業向けに設計されています。嘉悦大学の黒瀬直宏教授が校長を務め、専門の講師陣によるカリキュラムを通じて、実務に役立つ知識とスキルを習得することを目指します。
総務部門の現代的な役割
企業の総務部門は、業務の効率を高めるだけでなく、従業員のメンタルヘルスや危機管理においても重要な役割を担っています。特に、「マイナンバー制度」や「メンタルヘルス」に関する知識は、今や欠かせないものです。総務部門の専門家育成は、企業の持続的な発展に寄与すると考えられています。
カリキュラム内容
「総務育成大学校」では、全18回の講座が用意されています。内容は多岐にわたり、各分野の専門家が登場します。参加者は、総務の基本から最新のトピックまでを学ぶことで、実務に直結した知識を取得できます。
編集長の豊田健一は、このプログラムの主席講師として「総務概論」と「社内コミュニケーション」を担当します。彼の多様な経験を基に、参加者は実践的なノウハウを学ぶことができるでしょう。
豊田健一のプロフィール
豊田健一氏は、早稲田大学政治経済学部卒業後、株式会社リクルートや株式会社魚力で総務課長としてのキャリアを積みました。現在は、ウィズワークス株式会社に所属し、日本で唯一の総務向け専門誌『月刊総務』の編集長を務めています。また、ナナ総合コミュニケーション研究所の主任研究員にも就任し、講演やコンサルティングを通じて総務分野のプロフェッショナル化を進めています。
経営における総務の重要性
総務部門は直接的に利益を上げるわけではありませんが、企業の基盤を支える重要な役割を担っています。総務の力量が企業全体の運営に影響を与えるため、プロフェッショナルな育成が急務です。これにより、社内コミュニケーションの円滑化や業務の効率化が進むことでしょう。
総務育成大学校の今後
この新しい取り組みは、単なる教育プログラムに留まらず、企業の総務部門のプロフェッショナル化を図る重要なステップとなるでしょう。『月刊総務』は、このプログラムを支援し、企業経営に役立つ情報を提供することを目指しています。総務の育成とその重要性を理解することで、より多くの企業が持続可能な成長を遂げられることでしょう。
今後も「総務育成大学校」に寄せられる期待は大きく、参加者たちの成長が企業文化にも良い影響を与えることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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ウィズワークス株式会社
- 住所
- 東京都新宿区新宿1-26-6新宿加藤ビルディング5階
- 電話番号
-
03-5312-7471