代官山のアートシーンを彩るグループ展「のこぎりここまで」
代官山のギャラリー「のこぎり」では、2024年9月6日から10月27日の間、海外の陶芸アーティストたちによるグループ展「のこぎりここまで / The Short Stories of NOKOGIRI」が開催されています。この展覧会は、過去に「のこぎり」で個展を実施したアーティスト5名が一堂に会する初めての試みです。
グループ展の概要
展覧会では、アポリナリア・ブロッシュ、クレモンティーヌ・ドゥ・シャバネクス、イェンニ・トゥオミネン、マリーナ・ル・ギャル、マリアンヌ・ハルバーグの5名のアーティストがそれぞれの作品を展示しています。各作家は独自のスタイルと技法を持ち寄り、互いに異なる表現の豊かさを観客に示しています。
本展は金・土・日・祝日のみ営業しており、開廊時間は12時から19時まで。入場は無料で、事前予約は必要ありませんので、気軽に立ち寄ることができます。
参加アーティストの紹介
アポリナリア・ブロッシュ
1995年にモスクワで生まれたアポリナリア・ブロッシュは、ストロガノフ芸術産業アカデミーを卒業した後、パリの国立高等美術学校で学びました。現在、彼女はパリとイタリアのピエトラサンタを拠点に、ブロンズやセラミックの作品を手掛けています。美術だけでなく、現代ファッションブランドとのコラボレーションも行っています。
クレモンティーヌ・ドゥ・シャバネクス
フランス生まれのクレモンティーヌは、芸術一家に育ち、国内外で高い評価を受けています。彼女の作品は、柔らかな釉薬使いが特徴で、多くの展示会で注目を集めています。
イェンニ・トゥオミネン
フィンランドのアーティストイェンニは、ファインアートとグラフィックデザインを学び、マリメッコでのキャリアを経て多様な作品に取り組んでいます。その独特なスタイルは、多くの賞賛を得ています。
マリーナ・ル・ギャル
彼女はブルターニュ地方で育ち、多彩な陶芸の表現に挑戦し続けています。その作品は国内外で高く評価され、特に自然との関わりが感じられる特徴を持っています。
マリアンヌ・ハルバーグ
スウェーデン出身のマリアンヌは、独自の作風で知られ、特に若い世代の陶芸家たちから憧れの存在として人気があります。彼女の信念「Be Kind」は、彼女の作品にも反映されています。
終わりに
本展は、各アーティストの個性と創意が交差する場所であり、来場者には新たな視点と感動を提供することでしょう。代官山に足を運び、こうした素晴らしい陶芸アートに触れてみることをお勧めします。詳細は、
ギャラリー「のこぎり」の公式サイトをご覧ください。