株式会社トリドリ ISの設立とその背景
2024年7月30日、インフルエンス・プラットフォーム企業である株式会社トリドリが新会社『株式会社トリドリ IS』を設立する運びとなりました。この新しい会社の設立は、インフルエンサーマーケティング事業のさらなる成長を見込んだ戦略的な一歩となります。新会社は、マーケティングやインサイドセールス組織の強化を通じて、より多くの企業や消費者にインフルエンサーマーケティングの力を提供することを目的としています。
インフルエンサー支援のミッション
株式会社トリドリは、「『個の時代』の、担い手に。」というミッションを掲げ、SNS上で活躍するインフルエンサーを支援する役割を果たしています。INSTAGRAMやYouTube、TikTokといったプラットフォームで、多様なインフルエンサーの潜在能力を最大限に引き出し、企業や消費者、そしてインフルエンサー自身が共にメリットを享受できる社会を実現することを目指しています。
これまで、トリドリは飲食、アパレル、美容・健康食品など多岐にわたる業種に対し、PRサービスを提供してきました。最近の報告によれば、PR実績はなんと65万件を超えるとのことです。
新会社の設立背景
新会社『トリドリ IS』は、株式会社XiMからマーケティング及びインサイドセールス事業の一部を譲り受けることで設立されます。この提携により、トリドリは新たな強固な基盤を築き、インフルエンサーに特化したマーケティングサービスをさらに拡大していく考えです。
新会社のCEOには、現在の株式会社XiMのCEOである雨瀧浩一郎氏が就任します。彼はこれまで多岐にわたるビジネス経験を持ち、マーケティング分野において高い専門性を有しています。
トリドリマーケティングの魅力
トリドリが運営する『toridori marketing』プラットフォームは、企業が低コストでインフルエンサーを活用できる仕組みです。サービスに約6万4,000名のインフルエンサーが登録されており、企業がPR案件を希望すると全国のインフルエンサーから自ら立候補してくれるシステムが特徴です。これにより、限られた予算の中でもインフルエンサーとのコラボレーションが実現可能となります。
特に飲食、美容業界はもちろん、観光やレジャー業界にも広く利用されているこのサービスは、今後さらに多くの企業にとって重要なマーケティング手法となるでしょう。
代表者プロフィールと今後の展望
雨瀧浩一郎氏は、起業を志して上京し、その後IT業界でトップセールスを経験したうえで、2012年に自らのビジネスをスタート。多様な業界での経験を経て、今回の新会社設立に至りました。彼の持つ広範なビジネス的センスと視野が、トリドリ ISのさらなる成長を支えるでしょう。
一方、株式会社トリドリのCEOである中山貴之氏は、インフルエンサーとしても活動しており、豊富な業界経験を持っています。彼は企業とインフルエンサーの架け橋となるべく、その知見を活かし続けています。
結論
株式会社トリドリ ISの設立は、インフルエンサーマーケティングの新たな可能性を切り開くものであり、これまで以上に多彩なサービス展開が期待されます。多様なインフルエンサーと協力し、企業や消費者に新しい価値を提供し続けるトリドリのこれからに、ますます目が離せません。