高校生監督の挑戦
2025-04-29 08:15:19

15歳女子高生が描く短編映画『太陽のような君へ』夢とジェンダーのリアル

15歳の挑戦!短編映画『太陽のような君へ』



2025年4月29日、女子高生が全制作を手がける短編映画『太陽のような君へ』がYouTubeにて公開される。この作品は、NPO法人ジェンダーイコールに所属する十五歳の高校生、叶英奈(かのう はな)が監督、脚本、企画を担当したもので、若者たちが抱える夢やジェンダーに関する問題に正面から向き合う。今回は、その内容と背景について深掘りしていこう。

若き女性監督のビジョン



叶英奈さんは、中学1年生のときにジェンダーイコールに加入。彼女は子供の頃からSDGsやジェンダーの問題に関心を持ち、映像を通じてこれらの課題を広めようと挑戦を続けてきた。今作は、そんな彼女の情熱が詰まった作品である。

ストーリー概要



本作では、神木戸蓮(かみきど れん)という高校2年生が主人公。彼は周囲の理想に応えようとしすぎて、自分の本当の夢を見失ってしまう。しかし、転校生の高石日向(たかいし ひなた)が現れたことで、彼の生活は少しずつ変わっていく。日向の夢である「キャビンアテンダントになる」という言葉に蓮は刺激を受け、自身も夢を語れるようになる。この少女の存在が、蓮にとっての勇気の源となる。

テーマとメッセージ



本作は、性別による期待とバイアスの中で生きる者たちの葛藤を描いている。特に、現在の日本社会における「ジェンダーバイアス」に焦点を当て、若者たちの夢と現実のギャップを問いかける意義深い作品だ。叶さん自身が「性別を理由に夢を諦めたことはありませんか?」というメッセージを込めており、視聴者に自分らしさと勇気を取り戻す手助けをすることを目的としている。

制作メンバーと背景



監督の叶英奈さんの他にも、慶應義塾大学法学部に通う漆原奏江(うるしはら かなえ)がディレクターとして参加。昨年の前作に続き、彼女も脚本の一部を手がけている。信頼関係のある制作チームが結集したことも、作品の成功に寄与しているのだ。

期待される反響



『太陽のような君へ』は、夢を追いかけることの大切さや多様な生き方の選択肢について新しい視点を提供する作品として、国内外の映画祭への出品を予定している。そして、この作品がもたらすメッセージは、多くの若者に届くことが期待されている。

視聴に関する情報



お楽しみに、という声が多く寄せられ、YouTubeでの配信開始が期待されている。この作品は、2025年4月29日午前10時に一般公開され、見放題で視聴できる。興味を持った方は、ぜひチェックしてみてほしい。視聴ページはこちら

NPO法人ジェンダーイコールについて



最後に、NPO法人ジェンダーイコールとは、ジェンダーに基づく不平等を無くし、多様性を尊重する社会を目指す団体だ。「女だから」、「男だから」と限られることなく、どんな人も自分の目標に向かって進める社会作りを目指している。彼らは次世代を担う子供たちのために、意義ある活動を続けている。

若き監督によるこの素晴らしい作品が、社会に与える影響がどれほどのものであるか、今から楽しみだ。


画像1

画像2

会社情報

会社名
NPO法人ジェンダーイコール
住所
東京都北区赤羽1-62-4-801
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。