和歌山市に新たなリハビリ特化型デイサービス『Redish』誕生！地域に根ざした新たな拠点

和歌山市に新たなリハビリ特化型デイサービス誕生

2025年7月9日、和歌山市紀三井寺に新たなリハビリ特化型デイサービス『Redish（リディッシュ）』がオープンします。この新施設は、地域密着型の複合型デイサービスとして、ただリハビリを提供するだけでなく、高齢者が元気なうちから通い続け、健康を維持・向上させる場としての役割を果たします。

地域の居場所としての機能

『Redish』は、利用者の生活に密着したリハビリを基本に、運動機能の維持や健康管理に重きを置いて設計されています。施設内には、理学療法士が常駐し、個々の需要に応じたプログラムを提供します。

また、併設されるカフェレストランでは、地元の新鮮な食材を活かした料理が楽しめるほか、親子で楽しめる遊具や畑が用意されており、地域住民や家族が共に交流できる空間が生まれています。このように、『Redish』は単なる介護施設に留まらず、多世代が集う地域の拠点として機能します。

リハビリにフォーカスしたサービス

『Redish』の最大の特長は、日常動作の改善に特化した個別プログラムの提供です。食事や歩行、家事といった日常生活の動作に焦点を当て、短期的な成果を追求するのではなく、定期的に関わることで生活の質の向上を図ります。

この取り組みは、介護が必要になる前から行う介護予防の重要性を強調し、高齢者が自分らしい生活を続けられる社会の実現に寄与することを目的としています。

福祉を超えたまちづくり

近年、高齢化が進行する中で、介護を必要とする前からの予防の意義はますます大きくなっています。『Redish』は、利用者が自身のペースで健康的な生活を送れるようサポートし、地域全体に広がる予防活動を推進していきます。

さらに、施設の運営法人である社会福祉法人紀三福祉会は、今後、地域住民や子どもたちとの連携イベントを企画する予定です。これにより、施設が地域の利点として機能するだけでなく、地域全体が一体となった活動が生まれることを目指しています。