自走式ロープウェイ「Zippar」が新たな可能性を示す
福島県南相馬市に本社を構えるZip Infrastructure株式会社が、自社開発した自走式ロープウェイ「Zippar」の導入可能性調査を公道外で初めて受注した。これまでに自治体からの依頼を受けて公共交通の導入調査を行ってきた同社だが、この度の受注は一つの新たなステージへの突入を意味している。
Zipparとは何か?
Zippar(ジッパー)は、低コストで自由設計が可能な自動運転の交通システムだ。従来のモノレールと比較して、約半分の輸送量を確保しながらも、建設コストや期間は1/5程度に抑えられるという特徴を持っている。また、Zipparはその車体にバッテリーとモーターを内蔵しており、自走式で動作する機能を持つ。直線部分はロープで、曲線部分ではレールを走行することが可能であり、多様な地形にも対応する。
非公開の発注元と調査地点
今回の受注に関する詳細は、一切公表されていないが、調査先は公道外の商業施設や空港、公園などの公共の場所であると考えられる。Zip InfrastructureのCEO、須知高匡氏は、「地域の交通課題を解決するために、あらゆる場所での導入可能性を探ることが重要」とコメントしている。
次世代交通システムの必要性
日本の都市部においては交通渋滞やバスの運転手不足といった課題がますます深刻化している。Zipparの導入は、これらの問題に対する一つのソリューションとなる可能性が高い。自走式ロープウェイの特性は、都市の限られたスペースを有効に活用しながら、効率的な移動手段を提供することを可能にする。
未来への展望
さらに、Zip Infrastructureはこれからも新技術の開発を進め、地域の交通インフラに貢献することを目指している。「世界をよりスムーズに」というミッションのもと、新たな交通システムの普及を図っていく。
まとめ
Zipparが公道外での導入調査を受注したことは、同社にとっても交通業界全体にとっても大きな一歩である。今後の調査結果や、実際の導入に向けた動きがどう進展するのか、一層の注目が集まるであろう。