地域の助け合いをテーマにした新作児童書
2023年10月31日、株式会社新興出版社啓林館が、児童書の「文研出版」ブランドから新たな作品『エレベーターが止まったら』を全国の書店で発売しました。この物語は、タワーマンションの最上階で行われるクリスマスパーティーを背景に、エレベーターが故障し、非常階段を利用することになった主人公たちの冒険を描いています。
あらすじ
クリスマスパーティーを楽しみにするテルとユースケは、タワーマンション最上階のラウンジに向かう途中、エレベーターの故障に直面します。エレベーターが動かない中、彼らは何度も往復して地域住民を助けることになります。この経験を通じて、彼らは地域の絆や助け合いの大切さに気付きます。コミカルなやり取りと温かい心の交流が描かれた作品です。
編集者のコメント
本作の編集者は、「主人公は何度も非常階段を駆け上がり、地域の人々と触れ合う中で、自分たちの役割や助け合いの意義に気付く様子が描かれています。この作品は子供たちにとって、地域社会の重要性を学ぶ絶好の機会となるでしょう」と語ります。
著者紹介
新井けいこさん
作家の新井けいこさんは、東京都出身で日本児童文学者協会の会員です。彼女はこれまでに、『やすしすしや』や『電車でノリノリ』など多くの作品を手がけており、子供たちに向けた鮮明な物語を提供しています。
伊津野果地さん
絵を担当した伊津野果地さんは、1971年に愛知県で生まれ、現在は長野県安曇野市に住んでいます。彼の絵本は、『ねこの風つくり工場』シリーズや『アヤカシ薬局閉店セール』など、多岐にわたります。子供たちが興味を持つ絵を描くことで知られています。
書籍の詳細
- - タイトル: エレベーターが止まったら
- - 発売日: 2023年10月31日
- - シリーズ名: 文研ブックランド
- - 対象年齢: 小学校中学年以上
- - 判型: A5
- - 価格: 1540円 (本体1400円 + 税10%)
- - ISBN: 978-4-580-82655-7
- - 公式サイト: 新興出版社啓林館
子どもたちが地域の人々と協力しながら成長していく様子を描いた本作は、助け合いや絆の大切さを教えてくれる素晴らしい作品です。この機会にぜひ手に取ってみてください。