あおぞら企業投資が大型ファンドでカケハシにベンチャーデットを提供
あおぞら企業投資とカケハシが描く未来
あおぞら企業投資株式会社は、DBJ地域投資株式会社と共同で運営する大型ベンチャーデットファンド『HYBRID ANNEX1号投資事業有限責任組合』から、株式会社カケハシへの初の投資を発表しました。このニュースは、スタートアップエコシステムの発展を促進する大きな一歩として注目されています。
「HYBRID ANNEX1号」の設立背景
『HYBRID ANNEX1号投資事業有限責任組合』は、主に国内のミドル・レイターステージにあるスタートアップ向けに、大型のベンチャーデットを提供することを目的としています。特に、10億円以上の資金供給を見込んでおり、質の高い資金供給によってスタートアップの成長を支える意図があります。これは、特に資金調達が難しい時期にある企業にとって、有力な機会を提供するものです。
カケハシのビジョン
株式会社カケハシは、「日本の医療体験を、しなやかに」をミッションに掲げ、医療従事者やパートナー企業との連携による医療エコシステムの構築に取り組んでいます。医療プラットフォームサービスを中心に、クラウド型電子薬歴『Musubi』など、革新的なプロダクトを数多く提供しており、全国の薬局の20%以上、約14,000店舗にサービスを展開しています。
今後は、薬局向けのサービス強化や患者への介入、さらには医薬品の流通最適化や供給安定化を目指すなど、さらに広範な連携を図っていく方針です。
スタートアップエコシステムの発展に向けて
あおぞら企業投資は、このファンドを通じて、日本のスタートアップ向けの支援体制を強化し、成長段階に応じた金融サービスを提供するプランを進行中です。具体的には、資金供給やビジネス拡大支援、M&Aのサポートを通じて、中長期的な企業価値向上を目指しています。これにより、国内のスタートアップエコシステム全体の発展に寄与することを目指しています。
まとめ
今回のカケハシへの投資は、あおぞら企業投資とDBJ地域投資の協力によるスタートアップ支援の一環です。この取り組みは、医療とテクノロジーが融合する次世代ヘルスケアの発展を後押しし、さらなるイノベーションを生むことが期待されます。今後も、あおぞら企業投資はスタートアップの成長とエコシステムの構築に継続して貢献することでしょう。
会社情報
- 会社名
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あおぞら企業投資株式会社
- 住所
- 東京都千代田区麹町6-1-1ソフィアタワー
- 電話番号
-
03-6752-1070