Athdemyとvennnが戦略的提携、アスリートのブランド力向上を目指す

Athdemyとvennnの戦略的資本提携

株式会社Athdemyは、豊富なプロジェクト実績を持つブランディングファームである株式会社vennnの株式を51%取得し、戦略的資本提携を締結しました。この提携により、Athdemyはアスリートのパフォーマンス支援とブランド表現の両面を一貫して担うことを目指し、スポーツ界での影響力を大いに高める狙いです。

提携の目的と背景

Athdemyは、独自に開発した『Optimize Performance Dialog®︎』を通じて、脳医科学を活用し、アスリートの思考や感情を最適化します。これによりアスリートが人生のさまざまな場面で持てるパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指しています。

一方、vennnは、アスリートの言葉や物語を美しく構造化し、映像やデザインを通じて社会に届ける専門集団です。これまで、両者はAthdemyのリブランディングや対話型コンテンツ『Dialog Code』を通じて協業を重ねてきた経緯があります。

この提携により、アスリートの挑戦や思考、感情といった目に見えにくい価値を美しく構造化し、広く社会に届けるための基盤が正式に築かれました。

CBOに河内一馬氏が就任

提携の結果として、vennnの代表である河内一馬氏がAthdemyのCBO（Chief Branding Officer）に就任しました。彼は25歳で南米サッカー連盟の最高位である「PROライセンス」を取得し、アジアやヨーロッパを含む約15国でサッカーを視察した実績があります。また、著書『競争闘争理論サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか』は2023年のサッカー本大賞を受賞し、彼の競技への深い理解と戦略的思考が高く評価されています。

Athdemyが掲げる「思考と感情の構造化」という哲学と、河内氏の戦略性と表現力の親和性が、今後の事業に大きな影響を与えることが期待されます。

今後の展望

Athdemyのパフォーマンス最適化の戦略と、vennnの表現設計の統合により、アスリートの挑戦の意味や思考のプロセスが美しく発信され、アスリートとしての価値が深く広く伝わるシステムを構築することを目指しています。さらに、今後新たなメディアプロジェクトが立ち上がる予定で、アスリートの物語を社会に届けることに注力していきます。

このプロジェクトは、アスリート個人にとどまらず、クラブや企業、スポンサーとの連携へと拡大し、スポーツ界での新たな地位を確立することを目指します。両代表者は、アスリートの挑戦を社会に意味あるものとして還元する重要性を強調し、一層の飛躍を目指す意気込みを語っています。