ゲームで地域創生
2025-05-23 11:28:46

地元を救う!ゲームで地域創生を目指す新実験が始動

地元を救う!ゲームで地域創生を目指す新実験が始動



シンガポールを拠点とするDigital Entertainment Asset(DEA)と、日本のBlue Labは2025年6月から「GLOCAL AGENTS – ご当地ひみつ結社」という共同実証実験を通じ、持続可能な地域の活性化を目指します。この取り組みでは、函館、新潟、沼津の3地域が対象となり、全ての参加者がエンターテインメントを通じて地元に貢献できる仕組みを作り出します。

実験の目的と内容


「GLOCAL AGENTS」は、地方自治体や地域企業が出すPRミッションをこなすことで、ユーザーがポイントを獲得していく新しいタイプのポイ活ゲームです。ユーザーは日常の中で簡単にできるミッションを通じて、地域社会とつながりながら報酬としてUSDC(米ドル連動型のステーブルコイン)を受け取ることができます。

この取り組みは2025年の6月から7月末まで実施され、地域間での競争を促すために、各地域ごとに「ひみつ結社」と呼ばれるコミュニティが形成されます。地域に特化したミッションを通じ、地元の魅力を発信し、利用者同士の交流を活性化させることが狙いです。

Web3技術の活用


このプロジェクトでは、SBI VCトレードがパートナーとして参加し、Web3技術を利用した越境決済や送受信などの実証も行われます。この新しい経済活動の形式は、ユーザーがポイントを獲得するたびに地域の経済が動き、循環することが期待されます。このような取り組みは、地域経済の活性化に寄与するだけでなく、デジタル通貨の新たな利用方法を示唆するものとも言えます。

期待される効果


この共同実証実験を通じて、DEAとBlue Labは、ゲームが持つエンターテインメント性を最大限に活用しながら地域課題を解決する新たなモデルの構築を目指しています。地域の関係人口を増やすことで、ユーザーが能動的に地域経済に関わり、持続可能な社会を形成する基盤を築くのです。ユーザーからの行動データやアンケート結果をもとに、地域活性化の効果を測定し、さらに効果的な施策を打ち出す予定です。

各社のコメント


このプロジェクトについて、各社の代表者は以下のように期待を寄せています。DEAの山田耕三氏は「この実証実験を通じて地域の魅力を国内外に発信し、Web3とゲーミフィケーションの力で持続可能なモデルの創出を目指します」と述べています。

Blue Labの田中豊人氏も「ユーザーが楽しみながら地域に貢献できる持続可能な仕組みを見出し、全国の地域課題解決へつなげていきたい」としています。

SBI VCトレードの近藤智彦氏は「ステーブルコインUSDCを活用することで、地域経済の活性化につなげていきたい」という意欲を示しています。

まとめ


「GLOCAL AGENTS – ご当地ひみつ結社」の共同実証実験は、地域とユーザーを結ぶ新たなモデルを打ち出す重要な取り組みです。地域の魅力を発見し、楽しみながら貢献できるこの仕組みが、多くの地域での成功につながることを期待しています。この取り組みは、今後の地域活性化の新たなパラダイムとなることでしょう。


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会社情報

会社名
Digital Entertainment Asset Pte.Ltd
住所
#11-01 TWENTY ANSON SINGAPORE20 ANSON ROAD
電話番号

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