海外渡航者向けeSIMサービス『トリファ』、新たな資金調達で更なる成長を目指す

海外渡航者向けeSIMサービス『トリファ』の成長戦略

近年、グローバルなネットワーキングの重要性が増している中で、国内でも注目を集めているのが、海外渡航者向けのeSIM通信サービス『トリファ』です。この度、株式会社トリファが資金調達を行い、さらなる成長を目指すことが明らかになりました。

トリファのサービス内容

『トリファ』は、スマートフォンに内蔵された仮想SIMを利用したサービスで、アプリ一つで200カ国以上のeSIMを購入することができます。その利便性は非常に高く、従来のモバイルWi-Fiのレンタルや現地でのSIMカード購入という煩わしさを排除しています。ユーザーは、煩わしい設定を行うことなく、海外でのインターネット接続をスムーズに実現できます。このサービスは、国内における旅行用eSIMアプリのダウンロード数でトップの実績を誇ります。

資金調達の目的

株式会社トリファは、今回調達した資金を社内体制の強化やマーケティング施策の向上に活用するとしています。この資金を元に、利用者数の増加だけでなく、法人向けのサービス『トリファビジネス』の顧客拡大も視野に入れています。また、インバウンド顧客へのeSIM販売にも力を入れる方針です。

グローバル・ブレインの出資

この資金調達を実施したのは、グローバル・ブレイン株式会社が運営する投資ファンドです。グローバル・ブレインはトリファの経営チームを高く評価し、国内でのダウンロード数トップという実績や、今後の成長が期待されるサービスに出資することを決定しました。また、ANAホールディングス株式会社と連携し、これからのトリファの事業拡大に貢献する意向を示しています。