竹原の障壁画プロジェクト
2023-09-20 10:00:03

「ART×地域活性化」障壁画プロジェクトで広島・竹原の町並みが彩られる

障壁画プロジェクト:アートが地域を活性化する広島・竹原



広島県竹原市で、若手アーティストを対象とした「障壁画プロジェクト ART×地域活性化」が実施されます。このプロジェクトは、一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会が中心となり、竹原の町並みを舞台に、現代アートと歴史的建造物の融合を目指した取り組みです。

プロジェクトの目的

このプロジェクトの目的は、若手アーティストに創作活動の場を提供すると同時に、その作品を通じて竹原市の地域活性化を図ることです。歴史的な建造物に新たな息吹を吹き込むことで、観光客の誘致や地域文化の保存・継承にも貢献したいと考えています。

募集内容

募集対象は、39歳以下の意欲的な若手アーティスト3名。日本画に限らず、様々なジャンルのアーティストが歓迎されます。制作期間は2024年1月15日から2月19日までの約1ヶ月間で、竹原市内の歴史的建造物を制作場所として提供されます。滞在期間中は、ビジネスホテルを用意、制作費40万円に加え、旅費、宿泊費、画材費、日当なども支給されます。

選考プロセス

応募は、プロジェクトのホームページからダウンロードできる応募用紙に必要事項を記入し、過去作品の写真を添付してメールで提出します。一次審査、最終審査を経て、選出された3名のアーティストには、11月上旬に結果が通知されます。審査委員には、森美術館シニアキュレーターの近藤健一氏、アーティストの横谷奈歩氏、アートプロデューサーの鳥本健太氏らが名を連ねています。

プロジェクトのスケジュール

  • - 募集期間:2023年8月28日~10月16日
  • - 審査:10月中旬~下旬
  • - 結果発表:11月上旬
  • - 事前研修(エコツアー):2024年1月中旬
  • - 滞在制作:2024年1月15日~2月19日
  • - オープンスタジオ:2024年2月1日~6日
  • - 完成作品限定公開:2024年2月21日~26日
  • - 完成披露展:2024年2月27日~3月14日(予定)

竹原市の魅力

竹原市は、「安芸の小京都」として知られる、瀬戸内海に面した歴史的な町並みを持つ都市です。江戸時代には製塩業や酒造業で栄え、多くの歴史的建造物が現存しています。重要伝統的建造物群保存地区にも選定されており、その美しい町並みは多くの観光客を魅了しています。

プロジェクトへの期待

このプロジェクトは、現代アートと伝統的な町並みの融合によって、新たな観光資源を生み出すだけでなく、地域住民の活性化、文化交流の促進、そして持続可能な地域開発に貢献することが期待されています。若手アーティストの才能と竹原市の歴史が織りなす、新たな魅力を世界に発信する機会となるでしょう。

協賛・助成

本プロジェクトは、観光庁「観光再始動プロジェクト」の採択事業であり、公益財団法人花王 芸術・科学財団、公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団の助成を受けて実施されます。

問い合わせ先
[email protected]

会社情報

会社名
一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会
住所
広島県広島市南区出島1丁目11番地14号
電話番号
082-259-3371

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