富士山の魅力を発信!フィリピン向け観光プラン開始
2025年1月9日より、フィリピンの「BDO Unibank, Inc.」が発行するクレジット・デビットカード会員に向けた静岡・山梨を巡る観光プランがスタートします。このプロジェクトは静岡銀行、山梨中央銀行、ワールドジョイントコーポレーションジャパンの協力によって実現し、地域の観光活性化を目指しています。
企画の背景
2024年の訪日外国人旅行者数は3,338万人と過去最高を記録しましたが、宿泊者数の多くが東京や京都などの大都市圏に偏っています。そこで、富裕層をターゲットにした静岡・山梨の観光プランを企画し、旅行商品を提供することで、地域経済を活性化させる狙いがあります。この取り組みを通じて、フィリピンからの訪問者に静岡・山梨の魅力を伝え、消費の拡大を図ります。
プランの詳細
この観光プランの対象エリアは、静岡県の静岡市内、東部・伊豆地域、山梨県の甲府市内、峡東・富士北麓地域となっており、宿泊日数は2泊から7泊の柔軟な選択が可能です。旅行予算は、1人あたり20万から30万円程度で、家族や友人とともに楽しむプランが考えられています。
旅行の内容
市内観光やアクティビティを含むオールインクルーシブパッケージで、移動手段にはガイド付きの専用車が用意され、羽田・成田空港からもアクセスが可能です。このプランにより、観光客は静岡・山梨の豊かな自然や文化、温泉体験などを楽しむことができます。
予約と特典
BDOの公式SNSやWEBサイトでは、このプランに関するプロモーションが行われ、専用WEBサイトを通して、旅行人数や宿泊数を入力することでカスタマイズされた「おまかせプラン」を提案されます。また、一部の宿泊施設では特別割引も用意されており、BDOが発行するJCBカードで支払うことで、1万円のディスカウントが受けられる特典もあります。
今後の展望
この観光プランを成功させることで、静岡・山梨の魅力をフィリピン国内外に広げ、他国にも同様の取り組みを展開する意向です。未来に向けた新たなビジネスモデルの確立が期待され、両地域の観光産業の底上げと地域経済の活性化に貢献できることでしょう。
BDO Unibankの協力を得ることで、静岡・山梨の観光需要がさらに高まり、この新しい提案が多くの旅行者を引き寄せることが期待されています。