ランドセルの新たな価値
2024-03-11 09:24:11
近畿大生が提案するランドセルの新たな命—SDGsをテーマにしたリメイクイベント
近畿大生が提案するランドセルの新たな命
2024年3月17日、大阪府八尾市の「八尾廃校SATODUKURI BASE」において、近畿大学経営学部の松本ゼミに所属する15名の学生たちが主導する特別なイベントが開催されることが決定しました。このイベントのテーマは「ランドセルリメイク」。使い終わったランドセルを新たな形へと生まれ変わらせることで、持続可能な社会の実現を目指します。
ランドセルリメイクの日の意義
「ランドセルリメイクの日」は、3月15日と日本記念日協会に正式に登録され、ランドセルの有効活用方法として、卒業後のランドセルをアップサイクルするアイデアが提案されています。これにより、使い終わったランドセルが財布や小物に生まれ変わり、その価値が再発見されるのです。
イベントの内容
このイベントは、リアルな体験を通じてSDGsについて学ぶことを目的としています。学生たちは、来場者に向けて様々なアクティビティを用意しており、廃材を利用したアート制作や、リメイクのプロモーション動画の上映などで、参加者が自身のアイデアを形にできる機会が提供されます。特に、ランドセルの廃材を用いた壁掛けアートや、体験を通じてSDGsを学ぶコーナーは、参加者同士の交流を促進し、楽しい学びの場を提供します。
近畿大学とAskalカバン工房のコラボレーション
株式会社Askalカバン工房は、愛知県に本社を持つランドセルリメイクの専門メーカーで、近畿大学との共同研究を経て、新たな商品開発に乗り出しました。松本ゼミは「価値共創マーケティング」をテーマに、企業と顧客との協力を通じて新たな価値を生み出す手法を探求しています。これにより、学生たちは理論と実践を結びつけ、SDGsを実践的に学ぶ良い機会に恵まれています。
地域貢献と未来への展望
ほんの数年前は受注数が100個程度だったこのリメイク事業が、今では年間20,000個以上にまで拡大しています。これは、SDGsの考え方が徐々に浸透している証拠でもあり、今後も地域貢献と環境問題の解決に向けた活動が期待されています。卒業生たち自身のストーリーや思い出が込められたランドセルのリメイクは、多くの人々に感動と共感を呼び起こしています。
参加方法とお問い合わせ
このサスティナブルな体験会は、参加費が無料で、事前の申し込みは不要です。ピーク時には多くの参加者が見込まれるため、早めの参加をお勧めします。詳細については、八尾廃校SATODUKURI BASEに直接お問い合わせください。
ランドセルは、使い終わった後も人々の思い出と共に新たな役割を果たすことができます。ぜひ、この機会にあなたもその価値を再発見してみてはいかがでしょうか?
会社情報
- 会社名
-
株式会社Askalカバン工房
- 住所
- 祐久字九百坪17-1
- 電話番号
-
0586-58-4531