標準化と品質管理全国大会2024のご案内
2024年10月7日(月)、東京都永田町の都市センターホテルにて、標準化と品質管理の関係者が一堂に会する『標準化と品質管理全国大会』が開催されます。日本規格協会が主催するこの大会は、業界の最新情報や技術を学ぶ貴重な機会です。お申込み受付は2024年8月上旬から開始される予定です。
多彩な講師陣が登壇
今年の大会は、午前中に基調講演、午後には個別講演やパネルディスカッションを含む二部構成で行います。特に注目は、AI時代における標準化と法制度の役割についてのパネルディスカッションです。ここでは、東京通信大学の前川教授をファシリテーターに、数名の業界リーダーによる熱い議論が繰り広げられる予定です。
パネルディスカッションの内容
パネリストには、日本経済団体連合会や渥美坂井法律事務所の専門家が参加し、研究やビジネス、法律・制度、セキュリティの観点から、標準化の重要性と未来の展望について討論を行います。AI技術の進歩に伴い、標準化がどういった形で企業や社会に寄与するのかを深く掘り下げます。
講演内容の詳細
知財・標準化戦略(講師:三菱電機杉浦氏)
知的財産と標準化に関連する戦略について講演。企業が自社の技術をどう活かし、収益を向上させるかを具体例を交えて解説します。
万博ブルーオーシャンと標準化の関係(講師:サラヤ更家氏)
2025年大阪・関西万博での取り組みを通じて、海の持続可能性や国際ビジネスの標準化の必要性についてお話しいただきます。
炭素繊維市場と新たなビジネス戦略(講師:小松マテーレ奥谷氏)
耐震補強材としての炭素繊維の標準化プロセスや、新市場を開拓するための戦略に焦点を当てます。
地区大会の実施
本大会に加え、5年ぶりに四国地区を始め全国7か所で地区大会も開催されます。全国大会、地区大会いずれの申込者には、講演動画の無料視聴特典も用意されており、参加しやすい環境が整っています。
参加する意義
標準化と品質管理をテーマに、業界の経営者や技術者が集まり、最新の知見や情報を共有することで、自社のグローバル展開や品質向上を目指す大切な機会です。日本の企業が国際競争力を強化し、安全で安心な社会を築くためにも、標準化は欠かせません。
日本規格協会の役割
一般財団法人日本規格協会は、1945年に設立され、標準化や管理技術の普及を目指しています。JISや国際規格の開発、各種セミナーの開催など、業界をリードする重要な役割を果たしています。
この大会に参加することで、ぜひ新たな知見を得て、ネットワークを広げてみてください。皆様の参加を心よりお待ちしております。