次世代通信ツール「絶対リーチ!RCS」が30社導入を達成
AI CROSS株式会社は、次世代のコミュニケーションツール「絶対リーチ!RCS」の導入社数が2024年10月末時点で30社を超えたことを発表しました。このツールは企業とユーザー間のコミュニケーションを革新し、これまでの難しさを解消するために設計されています。
背景と課題
企業がユーザーとのコミュニケーションを行う際の課題は多岐にわたります。電話の利用に対する心理的な負担や、メールの低い開封率、ブロック機能、さらにはアプリ登録の敷居の高さが挙げられます。さらに、郵送業務に伴う人件費やコストの上昇も企業の頭を悩ませています。こうした中で生まれたのが「絶対リーチ!RCS」です。
絶対リーチ!RCSとは
RCS(Rich Communication Service)は、SMSの進化版で、電話番号だけでやり取りが可能です。これにより、企業は画像や動画などのリッチコンテンツを利用したコミュニケーションが可能になります。これにより、企業とユーザーの間に新たな価値を生み出すことが期待されています。
強みと特徴
「絶対リーチ!RCS」の主な特徴は以下の通りです。
1. 安心安全なやり取り
- - 公式アカウントの発行: 企業名やサービス名によるメッセージ送信が可能で、認証バッジが付与されます。これにより、なりすましのリスクを排除。
- - 高いカバレッジ: 電話番号のみでのメッセージ配信ができ、アプリ登録の必要がありません。
- - 視認性の高さ: 企業のロゴ画像を設定し、一目で公式情報であることを伝えられます。
2. リッチなコミュニケーション
- - リッチコンテンツの配信: 画像や動画を配信可能にし、視覚的な訴求力が大幅に向上。
- - 長文配信とリッチカード機能: 最大2,730文字までのテキストを送信できるほか、リッチカード・カルーセル機能で画像やテキストを組み合わせた情報提供が可能です。
- - 緻密な開封確認: メッセージの既読・未読をチェックでき、必要に応じて直接フォローアップが可能です。
実際に導入した企業の声
導入した企業の一つ、パルシステム千葉の代表者は、従来の電話やメールに代わる新しいツールとして「絶対リーチ!RCS」を選んだ理由として、「公式アカウントからの配信による安心感とRCSの開封確認機能に大きな魅力を感じた」と語ります。また、情報が確実に組合員に届くため、コミュニケーションの効率が向上することを期待しています。
企業の背景と創立者
AI CROSSのCEOである原田典子氏は、慶應義塾大学卒業後、SAPでコンサルタントとしてのキャリアをスタート。その後、ベンチャー企業に転職し、アメリカのシアトル、サンノゼ、NYで豊富なマーケティング経験を積みました。2015年にはAI CROSSを設立し、2019年には東証マザーズに上場を果たしました。また、2021年にはCVCを設立し、ベンチャー企業の支援にも取り組んでいます。
まとめ
次世代のコミュニケーションツール「絶対リーチ!RCS」は、企業とユーザー間の新しい橋渡しをし、安心安全なコミュニケーションを実現することを目指しています。今後さらなる導入の広がりとともに、企業とユーザーの関係性をより一層深める手助けになることが期待されます。