VOLTA、東京都のリチウムイオン電池資源化事業に再び採択
株式会社VOLTA(本社:静岡県富士市)は、東京都環境局が公募した「令和8年度リチウムイオン電池等広域的資源化事業」に、昨年度に続き再び採択されたことを発表しました。この事業は、急増するリチウムイオン電池の廃棄物による火災事故を受けて、より安全に資源化を進めることが目的です。
背景:リチウムイオン電池の危険性
近年、リチウムイオン電池を使用した製品が増えており、その廃棄物処理の際に発熱や発火が原因で多数の火災が発生しています。総務省消防庁が発表した調査結果によれば、2025年のリチウムイオン電池による火災件数は1,297件に達すると予測されています。特にモバイルバッテリーからの出火が増加しており、その対策が急務となっています。
このような中で、東京都は、複数の自治体を連携させることで、廃棄物の回収と処理を効率的に行い、資源としての買取を実施しています。VOLTAは引き続き協働事業者として、環境保護とリサイクルの促進に努めていくことが期待されています。
VOLTAの事業概要
VOLTAは、東京都内の区部および多摩地域において、自治体及び事務組合からリチウムイオン電池を含む各種電池を安全に回収し、適切に運搬・管理しつつ資源化する事業を展開しています。対象となる電池は以下の通りです:
1. リチウムイオン電池
2. モバイルバッテリー
3. ニッケル水素電池
4. ニカド電池
5. 鉛蓄電池
6. 小型のリチウムイオン電池内蔵製品
7. その他小型充電式電池内蔵製品
これにより、膨張や燃焼被害のある電池も含めてしっかりと回収し、安全に資源として再利用することが可能です。対象期間は2026年から2027年の間となります。
VOLTAの強み
VOLTAでは、小型から大型の電池まで幅広くリサイクルを実施し、安全なプロセスを通じてレアメタルやブラックマスを生産しています。また、エンビプログループのノウハウを活かし、電池以外の部品も包括的に資源化する体制を整えています。これにより、顧客にとっての手間を大幅に軽減し、安心して依頼できるサービスを提供しています。
さらに、VOLTAの工場は100%再生可能エネルギーを使用しているため、CO₂排出を実質ゼロに抑えたリサイクルが可能です。この低炭素プロセスは、環境負荷を軽減し、エコ意識の高い顧客から支持を受けています。
今後の展望
VOLTAは、東京都でのリチウムイオン電池資源化事業をモデルケースとして位置づけ、他の自治体にも展開を進める考えです。これにより、全国での持続可能な資源循環ネットワークの構築に貢献し、急増するリチウムイオン電池に起因する火災を予防しつつ、自治体の処理コストを軽減していく方針です。
会社概要
- - 名称:株式会社VOLTA(英名:VOLTA INC.)
- - 所在地:静岡県富士市大野 55-1
- - 代表者:北詰 一隆
- - 設立:2018年
- - 資本金:400百万円
- - URL:VOLTA公式サイト
本件についてのお問い合わせは、株式会社VOLTA(TEL:0544-66-3132)までどうぞ。