日本のインターネット文化に多大な影響を与えてきたひろゆきが、また一歩前進しました。彼が設立した新会社「株式会社made in Japan」と、その傘下にある新ブランド「Mo,de in Japan」は、特にアラミド繊維を用いた画期的な衣服を開発しました。アラミド繊維の特徴的な性能を活かしたこの衣服は、難燃性や耐切創性に優れており、防弾チョッキとしても使用される高い強度を持っています。これらの製品を通じて、ひろゆきは日本の技術と素材を世界中に広めることを目指しています。
2023年12月16日には東京都内で新ブランドの商品発表会が開催されました。ひろゆきが代表取締役社長を務める「made in Japan」は、丸井織物株式会社と連携してこの衣服を開発。丸井織物は石川県に本社を構える繊維メーカーで、長年日本国内で培ってきた技術力を誇ります。発表会では、製品の強度を実証するためのデモンストレーションが行われ、ひろゆきは実際にガスバーナーやナイフを使って衣服の性能を試しました。
発表会では、ひろゆき自身が着用していた衣服がアラミド繊維で作られたものであることも語られました。「安全性が高く、強度も抜群。これが日本の技術を駆使した職人の成果です」と彼は語り、参加者にその魅力を伝えます。加えて、彼は「日本人は自国の優れた製品についてあまり理解していないため、この新ブランドを通じてその素晴らしさを伝えていきたい」とも述べました。
また、発表の一部では、多くの繊維専門家やパートナー企業からの支援が求められることも強調されました。高橋将一がその役割を担い、「海外市場への進出を目指している。私たちの理念に共感してくれる企業を募集している」と述べました。また、アラミド繊維の製品は特に量産が難しいため、供給が限られることもあり、今後の希少性が期待されています。彼は、「品質を重視し、少量生産にこだわりたい」とも言及しました。
様々な試験が行われた後、ひろゆきはその効果に対して懸念も表明しました。「アラミド繊維は燃え広がらないが、着ている人の体感温度は高くなるかもしれません」と注意を促しました。このように、彼は製品の強度だけでなく、実使用時の体感に関しても誠実にコメントしました。
今後、「Mo,de in Japan」はアラミド繊維に特化するのではなく、様々な分野に展開する可能性を秘めています。高い冷暖効果を持った衣服の開発や、その他の技術も視野に入れているとひろゆきは語り、柔軟な姿勢を見せました。さらに、個人的な趣味としても自身が自由に自分のスタイルを貫くことも強調し、「パーカーを着ることに対する批判には耳を傾けず、自分が好きなものを着ることが大切」と持論を展開しました。
この新プロジェクトは、ひろゆきの強い意欲と日本の職人技術を結びつけたものです。彼が語るように、「まず私たちが成功すれば、他にも続く人が出てくる。メイドインジャパンはちゃんと売れる」という考え方は、これからの取引先や消費者に向けて大いにアピールしています。今後の展開が非常に楽しみな新ブランド「Mo,de in Japan」が、どのように成長していくのか、注目が集まります。