名古屋のマルエム商会、2026年「関西ネプコンジャパン」出展
技術商社である株式会社マルエム商会が、2026年5月13日から15日にかけて大阪で開催される「第2回関西ネプコンジャパン」に出展します。本社は名古屋市に位置し、株式会社の代表取締役社長は西岡隆夫氏です。出展場所はインテックス大阪で、ブース番号はK36-6です。今回の展示では、当社が正規代理店を務める国内外の企業が提供するSiC(炭化ケイ素)に関連した製品や技術を集め、ウエハーからエピタキシャル(Epi)工程、チップ、周辺装置まで最適な組み合わせを提案する予定です。
特に注目すべきは、12インチのエピ付きウエハーが日本初公開されることです。SiCパワー半導体市場の急成長により、この材料の供給はますます重要性を増しています。当社は、さまざまな企業からの製品や技術を基に、お客様に最適なソリューションを提供し、次世代パワーエレクトロニクスの進歩に貢献していく方針です。
展示製品およびメーカーの紹介
SiCウエハー
- - 12インチN型SiCウエハー
- - 12インチ光学用SiCウエハー
- - 8/12インチ・サファイア・ウエハー(JSG/Super SiC社)
特に12インチSiCウエハーは、開発元のJSG(浙江晶盛机电股份有限公司)が中国の高成長企業として知られ、過去6年間連続でフォーブスのトップ10に選ばれています。2024年の売上予測は約3,700億円であり、同社はSiC、サファイア、ポリシリコンといった材料を中心に事業展開しています。
12インチエピ付ウエハー(TYSiC社)
同社が日本で初めて展示する12インチエピ付SiCウエハーを紹介します。TYSiCは、SiCエピ加工の専業企業であり、迅速な量産体制を持っていることが特長です。2027年には生産能力を150万枚まで拡大する予定で、EVやデータセンターなど幅広い用途向けにこのウエハーを供給します。
8インチSiCウエハー(JCC社)
台湾を基盤とするJing Cheng(晶誠)は、6/8インチウエハーを中心に、12インチの開発も進めています。この会社は、高い結晶品質と低欠陥密度を実現し、安定供給を目指しています。
パワー半導体用製品
Iron Forceは、車載用IGBTモジュール向けの冷却ソリューションを提供している台湾の自動車部品メーカーです。その技術により、高性能の冷却モジュールを実現し、EVやパワーデバイスの放熱向上に貢献します。
- - CMP工程向け治具(AKT Components社)
AKT Componentsは精密加工品メーカーで、半導体CMP工程向けの消耗治具を製造しています。国際標準に基づいた品質管理で、世界中の半導体メーカーに安定供給を行っています。
UNTはIGBTやMOSFETといったパワー半導イドの成長企業で、年率約99%の成長を続けています。幅広い自動車や産業用途に対応し、品質管理にも力を入れています。
- - 高感度Siグラフェンセンサ(MCK Tech Co.,Ltd)
このセンサは、グラフェンとシリコンを使ったバリスタ型デバイスを用いており、特にCOVID-19の診断装置において非常に高い感度を持つことが特長です。安価に生産できる点も魅力です。
マルエム商会の企業情報
1923年に設立されたマルエム商会は、100年以上の歴史を誇る技術商社です。本社は名古屋市に位置し、国内には9か所、国外には中国の広州に拠点を持っています。製造現場のニーズに応えるため、FA機器や電力機器の販売に加え、システム設計・施工・保守など、多岐にわたるサービスを展開しています。現在では、次世代パワー半導体材料などの新規事業にも力を注ぎ、市場開拓を進めています。