ガバナンステクノロジーズが5500万円の資金調達を実施
東京都港区に本社を構える株式会社ガバナンステクノロジーズは、5,500万円という大規模なプレシードラウンド資金調達を実施しました。この資金は、主に東証一部上場企業の創業者を含む個人投資家からの支援を受けて行われたもので、今後の行政向けSaaSプロダクトの開発に使用される予定です。
資金調達の背景
当社は、「行政のあらゆる課題をテクノロジーの力で解決する」というビジョンを掲げています。新型コロナウイルス感染症や少子高齢化、デフレ経済、財政赤字といった課題に直面する日本の行政に対して、デジタル化の動きはあるものの、初期費用や要件定義、公募制度などの壁に阻まれています。この状況を変えるべく、ガバナンステクノロジーズは自治体と中央政府向けにスピーディなDX化を促進し、全ての人々にとって快適な「デジタル・ガバナンス」の実現を目指しています。
この度の第三者割当増資は、その第一歩です。既に開発が進められている初の行政SaaSプロダクトは、2021年10月下旬に登場予定であり、某中核市に導入されることが決まっています。これを皮切りに、さらなる課題解決に向けた取り組みを進める考えです。
財政支援者の顔ぶれ
新規の投資者には、株式会社シー・アンド・アールの井川幸広氏、アートグリーン株式会社の田中豊氏、ボードウォーク・キャピタル株式会社の那珂通雅氏などが名を連ねており、各分野で成功を収めた一流の投資家たちが集結しました。今後、これらのネットワークを活かして、さらなる社会的課題の解決に貢献できることが期待されています。
今後の展望
代表取締役の仲野純平氏は、現場で働く職員の声を元に、デジタル化の遅れや業務負担の重さといった課題を軽減するためのプロダクト開発に注力する意向を示しました。職員がより働きやすい環境を提供することで、より良い日本社会の実現に寄与することを目指しているのです。
株式会社ガバナンステクノロジーズについて
ガバナンステクノロジーズは、2020年12月の設立以来、自前の技術で自治体のDXを推進するためのシステム開発や業務コンサルティングを行っています。デジタルガバナンスに必要なソリューションを提供することで、日本全国の行政が抱える課題解決に取り組んでいます。具体的なプロダクトとしては、地域住民向けの行政サービス改善やデータ分析の効率化などが挙げられます。
詳細情報は、公式ウェブサイト
こちらからご確認いただけます。