宇都宮大学におけるフードパントリーの取り組み
NPO法人「栃木県こども応援なないろ」が、宇都宮大学地域デザインセンターと連携し、新たにフードパントリーを実施することが発表されました。この取り組みは、月に1回のペースで行われる予定で、学生が抱える経済的な問題に対する支援を目的としています。
背景
この取り組みの発端となったのは、宇都宮大学の大学院生、髙嶋みさとさんの提案です。彼女は、同じ大学に通う友人たちが経済的な理由で食費に困っていたり、アルバイトが学業に影響を及ぼしている現状を目の当たりにしました。そのため、少しでもその状況を改善する手助けができないかと考え、地域デザインセンター内に「ユースフードパントリーチーム」を立ち上げました。このチームは、宇都宮大学の教員や地域団体との協力を得て、2023年5月31日から活動を開始します。
実施内容
最初のフードパントリーは2023年5月31日(水)の16:00から17:00まで、宇都宮大学陽東キャンパス11号館1Fで開催されます。その後、7月5日にも第2回目が予定されています。このイベントでは、学生たちが気軽におやつを楽しむことができるカフェ形式で提供される予定です。
協力団体について
- - 宇都宮大学地域デザイン科学部地域デザインセンター
設立は2016年で、地方自治体やNPO、企業と連携し、地域社会の持続可能性を高めるためのさまざまな支援活動を行っています。詳細は
こちらからご確認いただけます。
2021年に設立されたこの団体は、貧困家庭や困難な環境にいる子どもたちを支援することを目的に、衣食に関する支援を行っています。栃木県宇都宮市を拠点に、この取り組みを展開しており、その詳細は
こちらのInstagramで確認できます。
まとめ
宇都宮大学との連携によるフードパントリーは、経済的な困難を抱える学生たちへの重要な支援手段となることでしょう。地域とのつながりを深め、学生自身がその恩恵を受けるこの取り組みは、今後の発展が期待されます。
最後に、地域の大学が協力して行うこの試みが、多くの学生に実際の助けとなることを願っています。