NECが健康白書を発行
日本電気株式会社(NEC)は、企業の人材資本経営において健康を重視するための活動として、初の「NEC健康白書」を2025年3月31日付で発行しました。この白書には、NECが行っている健康経営に関する具体的な取り組み、成果、KPI、社員の健康課題に対する対策、そして今後の目標についての情報が記載されています。この情報は、社員をはじめとする社外のステークホルダーに向けて透明性のある形で公開されています。
経営への健康の重要性
NECグループは、社会における安全・安心・公平・効率といった価値の創造を目指すにあたり、社員一人ひとりの健康が極めて重要であると認識しています。2019年には「健康宣言」を発表し、社員およびその家族が心身の健康を大切にする文化を育て、夢の実現に向けて活き活きと働ける環境を目指しています。
具体的な取り組みとしては、以下のような活動が挙げられます:
- - 健康リテラシーの向上
- - 健康保険組合との連携による推進体制の整備
- - 健康診断の充実
- - 労働時間の適正化
- - メンタルヘルス教育の強化
さらに、デジタル技術を用いた健康データの可視化と分析を行い、社員の健康をより一層改善する取り組みも進めています。
健康経営優良法人としての評価
こうした取り組みが評価され、NECは2025年3月10日、経済産業省と日本健康会議から「健康経営優良法人2025」の大規模法人部門において、ホワイト500に6年連続、7回目の認定を受けました。これにより、NECの健康への取り組みが継続的に評価されていることが証明されました。
また、2025年3月4日には、公益社団法人「女性の健康とメノポーズ協会」による「女性の健康経営アワード」で、企業および団体を対象とした「推進賞」を受賞するという栄誉も受けました。この賞は、企業が女性の健康に配慮した経営を行っていることを認められた結果です。
未来への展望
NECは、これからも健康経営を通じて、個人および組織の健康リスクを低減し、パフォーマンスを最大化することで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。社員の健康が企業の成長につながると確信しており、今後の取り組みにも期待が寄せられます。
健康経営は、企業だけでなく、社員の家族や地域社会にとっても重要な要素であり、NECの先進的な取り組みは、他企業にも広がっていくことでしょう。
NEC健康白書の詳細はこちらをご覧ください。