Tokenzへの出資
2025-03-25 10:29:54

デジタルコマースの未来を切り開くTokenzへの出資が決定

株式会社グローバル・ブレインが、デジタルコマースのグローバル決済ソリューションを提供する株式会社Tokenzに出資を行った。この出資は、新韓ベンチャー投資との共同で運営する「新韓-GBフューチャーフロー投資事業有限責任組合」を通じて実施されたもので、特に注目されるのは、現在のアプリ内課金システムにおける手数料の負担軽減に寄与することである。

デジタルコンテンツの販売事業者は、AppleやGoogleに対して30%近い手数料を支払う必要があるため、これを解消する動きが世界中で進行している。日本でも2025年12月に「スマホソフトウェア競争促進法」が施行されることが予定されており、これに伴い、海外での売上に対する税務コンプライアンスが複雑化している。

このような背景において、Tokenzはゲーム、eラーニング、ストリーミング、アニメ、漫画など、多種多様なデジタルコンテンツを扱う事業者に対して、国際決済や税務処理をシームレスに行うためのオールインワンプラットフォームを提供している。2025年3月には、すでに170以上の国・地域で200種類以上の決済手段に対応しており、これによりデジタルコンテンツ販売の新たな選択肢を提供。

Tokenzは、販売のウェブショップ構築や決済ルートの確保、多通貨決済の実施といった機能に加え、税務コンプライアンスの自動化も実現している。その上、不正防止のための高いセキュリティ環境を設けているため、返金処理や顧客対応などの様々な手続きをワンストップで行うことができる。

さて、流通業界の変革が求められている中、Tokenzは日本、シンガポール、アメリカ、リトアニア、台湾に拠点を展開しており、今回の資金調達を足がかりに、アジアを起点にしたさらなる顧客獲得の加速を目指している。グローバル・ブレインは、Tokenzの決済領域における技術力やネットワークを高く評価し、出資判断を下した。この出資を通じて、Tokenzの事業成長に大いに寄与できるよう、積極的な支援を行う方針だ。

Tokenzは、今後のデジタルコマース業界において、競争力のある決済ソリューションを提供することが期待されている。その一環として、ユーザーにとって利便性の高いサービスを展開し、より多くの事業者との提携を進めていくという目標に向かっている。

Tokenzの詳細

  • - 会社名: 株式会社Tokenz
  • - 所在地: 東京都千代田区有楽町一丁目5番2号東宝日比谷プロムナードビル11階
  • - 代表者: 林 伯寰
  • - 設立日: 2024年3月
  • - 事業内容: 決済代行ソリューションの提供
  • - 公式サイト: Tokenz公式サイト

一方で、グローバル・ブレインは、1998年に設立されたベンチャーキャピタルで、いまだ発展途上のスタートアップへの投資を通じて未来のビジネスを創造することに尽力している。今後のTokenzの成長が、デジタルコマースの進化を促進し、業界全体に新たな活力をもたらすことが期待される。


画像1

会社情報

会社名
グローバル・ブレイン株式会社
住所
東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。