開館5周年記念特別展開催のお知らせ
さいたま市岩槻人形博物館が、開館5周年を記念して、特別展「開館5周年記念雛の名品~おひなさまづくし~」を開催します。この博物館は、日本有数の人形産地であるさいたま市岩槻区にあり、令和2年2月22日に初の公立人形専門博物館としてオープンしました。ここでは、人と人形の歴史を探りつつ、未来へ人形文化を継承していくことを目指しています。
特別展の内容
本特別展では、350年以上の歴史を誇る雛人形の名品が一堂に集結します。立雛、寛永雛、享保雛、古今雛、有職雛、さらには次郎左衛門雛など、江戸時代に誕生したさまざまな雛人形様式が展示されます。さらに、ガラスや紫檀で作られた精巧な雛道具や、人形作家による創作的な雛人形も登場し、その変遷を一同に紹介します。これらはすべて、さいたま市岩槻人形博物館所蔵の名品で、その造形美、希少性、精巧さは多くの人々を魅了してきました。
開催期間と観覧情報
特別展は2025年1月25日(土)から3月23日(日)まで開催されます。観覧料は一般300円、高校生・大学生および65歳以上150円、小学生・中学生100円で、障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方は半額となります。
さまざまな関連イベントも
また、開館5周年を記念したイベントも盛りだくさんです。2月11日には「雛道具の世界~組香をやってみよう三炷香~」のワークショップが開催されるほか、2月15日には「つくろう、おひなさま~ふじ雛の絵付け体験~」も予定されています。これらのワークショップは、参加者が実際に手を動かしながら、雛人形の魅力を体験する絶好の機会です。
開館5周年特別企画
特に注目すべきは、開館5周年を祝う特別企画ですが、 inclui の開催が予定されており、「開館5周年記念スライドトーク」やロゼット缶バッジ作り、また特別コレクションカードの配布なども行われます。特にコレクションカードは、館を訪れた人々に贈るもので、全8種類が用意されており、収集する楽しみも提供します。
アクセス
岩槻人形博物館は、さいたま市岩槻区本町6-1-1に位置しています。電車でのアクセスは東武アーバンパークライン「岩槻駅」から徒歩約10分、車の場合は東北自動車道「岩槻IC」から約12分で到着します。駐車場も完備されており、普通自動車28台、車いす用2台分が用意されています。
この特別展は、さいたま市岩槻人形博物館のコレクションの魅力と、地域の人形文化をより深く楽しむ絶好の機会です。ぜひ、訪れてその伝統を体験してください。