二刀流の歌手・秋川雅史、5年連続「二科展」入選の快挙！

二刀流の芸術家、秋川雅史の足跡

テノール歌手であり彫刻家の秋川雅史が、5年連続で「二科展」に入選しました。この快挙は、彼の多彩な才能を再認識させるものであり、日本の芸術界での存在感を強めています。これまで歌の世界で名を馳せてきた秋川氏は、現在、彫刻の分野でもその腕前を発揮し、「二科展」においてその才能を証明しました。

20年を超える音楽キャリア

秋川雅史は2001年にデビュー以来、厳しい音楽業界を生き抜いてきました。2007年の「千の風になって」は大ヒットを記録し、彼の名を一躍有名にしました。その後も全国でコンサートを行い、多くのファンに親しまれています。最近では歌手業に加え、彫刻作品も手掛けるようになり、芸術の世界での活動を広げています。

彫刻としての挑戦

秋川氏は2021年から「二科展」の彫刻部門に挑戦し、以降4年連続で入選を果たしています。今年の作品は「木彫アクティオンゾウカブトとスマトラヒラタクワガタ」であり、実際に昆虫を用いた写実的な作品が評価されました。彼は作品を通じて、自身のスタイルと向き合いながら、よりリアルな表現を追求しています。

コンサートと展示の予定

2025年9月26日（金）には、東京オペラシティコンサートホールにて「秋川雅史コンサート東京2025」が開催されます。このコンサートでは、彼の入選作品が展示されることが決定しており、過去の作品とともに、最新の作品も会場ロビーに並ぶ予定です。歌の美しさと同時に、彫刻の魅力を観ることができる貴重な機会となります。

秋川雅史のコメント

秋川氏は、「初めて二科展に応募した時は、正直なところ、自分の特徴までは描けていなかった」と述べており、年を重ねるごとに、自分自身のスタイルが見えてきたと語っています。これは、彼が挑戦を重ねてきた結果であり、作品の数々は彼自身の成長の証です。

昆虫への愛と彫刻の技術

彼が描く題材は、彼自身が長年愛好してきた昆虫たちです。アクティオンゾウカブトにおいては、その重量感や動きに着目し、相撲仕立ての対決を彫刻で表現しました。

制作過程においては、細部にわたる精巧な彫刻技術が求められます。腹部の凹凸や脚の繊細さは特に注意が必要で、特殊な道具を用いて、見えない部分も気を配りながら彫り進める必要がありました。