高専の魅力を探る
2024-10-25 10:37:11

高専進学理由は専門分野への関心が最多、キャリア形成への期待も

高専進学理由が明らかに



じゅけラボ予備校は、高専卒業生261名を対象に進学理由と進学満足度に関する調査を実施しました。この調査では、特に高専が提供する実践的な教育に対する学生の関心が強いことが浮き彫りとなりました。

調査概要


  • - 調査期間: 2024年9月9日〜11日
  • - 調査方法: インターネット調査
  • - 有効回答数: 261名(男女)

高専を選ぶ理由


調査の結果、約31.8%の卒業生が「特定の専門分野に興味があったから高専を選んだ」と回答しました。このデータは、高専が専門性に特化した教育を提供していることが大きな魅力であることを示しています。

次いで28.7%が「将来のキャリアに役立つと考えた」と回答し、実践的な教育がキャリア形成に寄与することへの期待が高まっています。19.9%は「実習や実験などの実践的な教育を重視しているから」とし、高専が提供するハンズオン教育が評価されています。

進学に対する満足度


高専卒業生の約6割が進学に「良かった」と回答しており、満足度が高いことが分かりました。しかし、約4割は満足していないという結果も示され、期待と現実のギャップが存在することが浮かび上がりました。

進学して良かった理由


進学が良かった理由として、最も多かったのは「実践的な学びが多く、大学とは違った魅力があったから」であり、40.8%がこの理由を挙げています。また、36.8%が「専門知識や技術が身につき、就職やキャリア形成に役立った」と評価しており、実践的な教育が学生にとって大きな魅力となっています。

進学に対する不満の理由


進学に満足していない卒業生の理由としては、23.5%が「就職や進学で期待外れ」と回答しています。このことは、高専での専門教育が卒業後のキャリアへと繋がらなかったという不満を反映しています。また、カリキュラムが合わないと感じる卒業生も20.6%に達し、専門性の高さが時には学習意欲を削ぐケースもあるようです。

まとめ


高専進学の理由は専門教育への関心が主であり、キャリアに直結する実践的なスキル習得が多くの学生に支持されています。しかし、進学後のギャップや教育内容の不適合といった課題も見受けられ、今後の教育改善の方向性が求められています。高専の特性を生かしつつ、柔軟なカリキュラムと多様なニーズに応える施策が鍵となります。


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