熱海市の「AJIRO MUSUBI」がついにオープン
2023年8月1日に、熱海市に新たな交流拠点「AJIRO MUSUBI」がオープンしました。この施設は、2021年に廃校となった旧網代小学校を再生したもので、地域の活性化を目指しています。新しい拠点は、地域住民や都市に住む人々、子どもや高齢者、個人や団体といった多様な人々の交流の場となることを目指しています。
オープニングセレモニー
オープンに先立ち、7月27日にはオープニングセレモニーが開催され、多くの方々が参加しました。自由に参加できるイベントとして、地区の人々が集まりました。このイベントは、地域の人々が新しい拠点に親しむ良い機会となりました。
AJIRO MUSUBIの目的
「AJIRO MUSUBI」は、単に人が集まる場所ではなく、学びを起点とした交流の促進を目的としています。網代はかつて栄えた港町であり、その豊かな自然と歴史は地域の宝です。しかし、人口減少と共に小学校も廃校となってしまいました。このような状況を受け、この施設では「学び」を軸に、地域と人々を結ぶ拠点を作り上げたいと考えています。
この施設は、単なる学びの場に留まらず、個々の興味を追求することを奨励する「自由研究」も大切にしています。多様な人の暮らしや営みが交差し、互いに重なり合うことで、新たな価値が創造されることを期待しています。
「AJIRO MUSUBI」でできること
施設内には、1階にカフェ、図書コーナー、ポップアップ屋台などがあり、地域の人々が集まる賑やかな空間が広がっています。また、子どもたちが遊べるコーナーも用意されており、ファミリー層でも楽しめる環境が整っています。
2階には、コワーキングスペースやレンタルルームがあり、地域資源を活用した新たなビジネスの創出を実現することが可能です。また、さまざまな学びや体験プログラムも用意し、地域と都市をつなぐ活動を行っていきます。
AJIRO MUSUBIの基本情報
- - 営業時間: 9:00~17:00
- - 休館日: 毎週火・水曜日
- - 駐車場: あり(グラウンド)
- - アクセス: 伊東線「網代駅」から徒歩約15分
- - 公式ホームページ: AJIRO MUSUBI
運営団体について
「AJIRO MUSUBI」は、一般社団法人あじろ家守舎によって運営されています。南熱海に魅了された移住者たちが集まり、2022年から地域活動を行ってきました。参加者の多様なバックグラウンドが、AJIRO MUSUBIの活動に新しい風を吹き込んでいます。
新たな交流の拠点として期待される「AJIRO MUSUBI」。多くの人々に愛され、地域の活性化に貢献することを願っています。