地域とテクノロジーが繋がる未来、HERO EXPO報告会開催

HERO EXPO報告会が示す地域とテクノロジーの融合

2025年7月6日、大阪市で「HERO EXPO 万博報告会」（第2回）が開催されました。本イベントは、5月に行われた「メタバース・XR・AIアワード」と「防災万博」の報告会としての役割を果たしました。主催は株式会社Meta Heroesとそのグループ会社であるMeta Osakaで、地域とテクノロジーがどのように結びつくのかを探求する試みとして注目されています。

若き挑戦者たちの発表

当日の会には、株式会社Meta Heroesの代表取締役松石和俊氏、Meta Osakaの代表取締役毛利英昭氏、そして中学生起業家である近藤にこるさんが登壇しました。近藤さんは、自身の経験を基に、XR・AI・防災というテーマに対し、若者の視点から次世代をどのように創造できるかを熱く語りました。参加者たちは、その斬新な視点や情熱に引き込まれていました。

イベントの後半では新プロジェクトが発表される

報告会の後半では、5月のイベントを振り返るだけではなく、Meta HeroesとMeta Osakaが進める今後の新しいプロジェクトや地域連携の構想についても共有されました。特に、防災とテクノロジーを融合させた次世代型の社会ビジョンには、多くの関心が集まりました。強い関心を持つ参加者が次々と質問を寄せてくる様子が印象的でした。

「こども防災万博mini」の開催へ

Meta Heroesは、今後の取り組みとして「こども防災万博mini」の開催を計画しています。これにより、次世代の学びを受け身から体験型へと変革することを目指しています。2025年7月23日には、香川大学と連携し、大阪・なんばパークス内にある「Hero Egg」でこのイベントを実施する予定です。

こども防災万博miniの概要

- 日時: 2025年7月23日（火）13:30~17:30
- 会場: Hero Egg（大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス内）
- 内容: 防災に関する学生による発表やシンポジウム、クリエイティブワークショップなどが予定されています。

未来の社会を担う若き挑戦者たちの活躍を多くの方に見届けてほしいとの思いから、観覧や取材の申し込みも広く受け付けています。教育や防災といったテーマに共感する企業やメディア関係者もぜひ参加してほしいと、主催者からの呼びかけがありました。

地域活性化に向けた取り組み

Meta Heroesは「Society 5.0 × SDGs × HERO」をテーマにさまざまな事業を展開しています。メタバースやAIを活用し、教育の新たな形を模索しつつ、地域共創の一環として防災に特化した取り組みを行っています。大阪・関西万博をきっかけとした大規模なイベントも成功裏に行い、全国から多くの支援を受けています。このような取り組みを通じて、地域の防災意識を高めていくことを目指しています。

この報告会を機に、地域とテクノロジーの融合が進むことが期待されます。観覧や取材を通じて、多くの人がこの動きに参加していくことを願っています。