新しい時代のオフィス「ASOOM新橋」
2025年6月1日、東京都港区新橋に旭化成ホームズが手がけるコンパクトオフィス「ASOOM新橋」が開業します。このオフィスは、従来のオフィスビルの概念を覆す、働く人々の心に寄り添うデザインを追求しています。
居心地の良さを重視したデザイン
ASOOM新橋の特徴は、木製サッシなど自然素材を使用した温もりのあるデザインです。これにより、オフィスビル特有の冷たさを和らげ、リラックスした雰囲気を演出しています。また、オープンキッチンや屋上テラス、共用ラウンジ、リフレッシュルームなど、働く人々が快適に過ごせる空間が広がっています。
この新しい空間では、活動に基づく働き方(ABW)が採用されており、仕事の内容や感情に応じて自由に作業場所を選ぶことが可能です。これにより、生産性の向上が期待できます。
安全・セキュリティへの配慮
また、オフィスのセキュリティ面でも万全を期しています。エレベーターとその内部にはICカードリーダーが設置されており、情報や資産をしっかり守るためのダブルセキュリティ体制が整備されています。来訪者はQRコードを使った無人受付システム「workhub Reception」で、スムーズに入館できます。
利便性の高い共用スペース
ASOOM新橋には、予約可能な会議室や個室ブース、自由に使えるフリースペースを細やかに配置した共用ラウンジがあります。これにより、利用者は必要に応じて最適な作業場所を選ぶことができ、より効率的な業務遂行が実現されます。
リフレッシュ空間としての屋上テラス
また、屋上には東京タワーを望む専用テラスも設けられており、緑に囲まれた環境でリフレッシュできる場所が提供されています。ここでは井戸水や自然光が溢れ、働きながらもリラックスできる環境が魅力です。
環境に優しいオフィス
ASOOM新橋は、環境性能にも優れたオフィスです。建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)において★★★★の評価を受けており、CASBEEとDBJ Green Building認証で非常に優れた環境性能が認められています。このような認証は、持続可能なオフィス環境の構築に貢献しており、企業のSDGs達成をサポートします。
持続可能な電力供給
従来のオフィスにおいてはコストや効率が重視されがちですが、ASOOM新橋では「CO2排出実質ゼロ」の環境配慮型電力を供給する旭化成グループの「へーベル電気」を採用し、持続可能な社会に寄与します。また、「まちもり®」と呼ばれる植栽計画が施されており、都市部の生物多様性を保つための努力もなされています。
開発の背景
近年、働き方が大きく変化しており、テレワークとオフィス勤務を組み合わせたハイブリッドなアプローチが広がっています。このようなニーズに応えるため、ASOOMは「居心地の良さ」と新しい働き方を融合させ、社員がリラックスして生産性を高めるための理想的な環境を提供しています。効率的かつ洗練された空間利用を図り、限られたオフィススペースでも最大限の生産性を引き出されています。
最後に、ASOOM新橋は都市の安全性と魅力を向上させるための新たな拠点となることを目指しています。新しいオフィス「ASOOM新橋」の誕生は、多くの働く人々に新たな価値を提供することでしょう。