介護DXを加速するビーブリッド、2回目の資金調達を実施
介護や福祉領域におけるICT導入・運用の伴走支援を行っている株式会社ビーブリッド(本社:東京都台東区)が、再度の資金調達を完了しました。このたびの調達総額は1億2,100万円に上り、事業会社やベンチャーキャピタル、個人投資家からの出資と金融機関からの借入をあわせたものです。これは2023年6月の初回資金調達に続くもので、介護DXの需要急拡大に応える体制を整え、生成AIを中心に次世代支援サービスの拡充を図ることを目的としています。
資金調達の背景
昨今、介護福祉の現場では深刻な人手不足が指摘されており、2025年までには要介護認定者が800万人を超えるという国の予測もあります。政府は「経済財政運営と改革の基本方針」において、介護DXを重点課題として位置づけており、政策的にも現場生産性向上とテクノロジー導入が急務とされています。このような状況下で、ビーブリッドは政策と現場のギャップを埋める役割を担い、介護現場におけるICT専門伴走者としての信頼を築いています。
ビーブリッドの強み
ビーブリッドは、現場密着型のDX伴走支援を行っており、以下のようなサービスを展開しています。
1.
ICT活用支援コンサルティング: 生産性向上企画から機器・システム選定、導入・定着支援までを一貫して提供。
2.
全国対応ヘルプデスク: 電話やリモートで即時解決を図るサポート体制を整え、平均応答は3コール以内。
3.
ケアテック企業向け現場検証支援: 現場ニーズを適切に反映した製品設計や導入実証も支援。
創業以来、1,000を超える事業所にサービスを提供し、介護現場のICT活用を促進。現場とケアテック企業を結ぶ“橋渡し役”として高い評価を受けています。
資金の使途と今後の展望
今回の資金調達による使途はいくつかあります。大きなポイントは、ケアテックベンダーとのアライアンス深化と、生成AIを活用した支援プラットフォームの内製化です。具体的には、:
- - 各地域パートナーと連携しながら、地方の課題に応える地域密着型支援ネットワークを構築。
- - 自動化システムの導入を進めることで、コンサルタントの生産性を30%向上させ、サポートの質を均一化します。
また、人材の採用・育成を加速させることで、地域アライアンス連携による伴走支援強化を図る計画です。
出資者からの期待の声
出資者たちもビーブリッドの取り組みに期待を寄せています。シューペルブリアン株式会社の木下代表は、介護施設を運営する立場から、ビーブリッドの伴走支援の姿勢は理念に共鳴すると述べました。また、BCC株式会社の伊藤社長は、両社の連携で現場支援を強化することで、介護DXを加速できると意気込んでいます。SGインキュベートの川本主任も、ビーブリッドがケアテック領域の重要な存在になると確信しています。
自社の採用情報
ビーブリッドでは、介護現場の課題解決に挑戦する仲間を積極的に採用しています。興味のある方は採用ページをご参照ください。これからの介護DX推進に向け、さらなる成長が期待されるビーブリッドから目が離せません。
会社概要に関しては、以下の通りです:
- - 社名: 株式会社ビーブリッド
- - 英文商号: BIBrid Co., LTD
- - 代表者: 代表取締役 竹下 康平
- - 所在地: 東京都台東区浅草橋4-10-8 TFAビル 5階
- - TEL: 050-5482-3721
- - URL: 公式サイト