リファレンスチェックの重要性
2024-07-24 11:15:54

リファレンスチェックが採用に与える影響とは?ASHIATO調査で明らかになった実態

リファレンスチェックの実態調査結果を探る



近年、ビジネスプロセスにおける採用方法の重要性がますます注目されています。特に「リファレンスチェック」は、候補者の過去の実績を評価するための重要な手法として認知されつつあります。この度、エン・ジャパン株式会社が運営するリファレンスチェックサービス「ASHIATO」は、全国の人事担当者を対象に実施した調査結果を発表しました。そこで得られた結果をもとに、リファレンスチェックが採用時にどのような影響を及ぼすのか探っていきましょう。

リファレンスチェックの認知度と導入状況



調査によると、人事担当者の49%がリファレンスチェックの存在を知っており、実際に導入している企業は18.4%とのことです。また、バックグラウンドチェックに関しては48.6%が認知しており、その導入率は17.4%でした。このように、リファレンスチェックやバックグラウンドチェックの認知度はあるものの、実際に活用されている企業はまだ少ないのが現状です。

採用判断への影響



調査結果から明らかになったのは、リファレンスチェックの結果が採用判断に与える影響です。71%の企業がリファレンスチェックによって面接時の評価とは異なる判断が下されたと回答しています。その内訳を見てみると、30%が面接時評価とは異なり採用となったケース、41%が不採用となったケースでした。このデータは、単なる面接だけでは候補者の全貌を把握することが難しいことを示しています。

経歴確認の不安と実態



人事担当者の多くが採用時の経歴と実績確認に対して不安を感じているという結果も出ています。具体的には84%が不安を覚えており、特に経歴詐称問題が社会的な問題となっていることが影響していると考えられます。こうした状況から、リファレンスチェックの必要性が自明であることがわかります。

リファレンスチェックの効果



さらに、リファレンスチェックを実施している企業の62.6%は、SNSチェックも実施する必要があると感じています。また、66.1%がかつて退職代行サービスを利用したことのある候補者の情報を知りたがり、その結果が選考に影響すると回答しています。これは、労働市場が変化し、求職者の情報が多様化していることを反映しています。

まとめ:リファレンスチェックの重要性が増す



今回の調査結果からは、リファレンスチェックの重要性が浮き彫りになりました。面接時の直感や評価だけに依存せず、客観的な情報に基づいた判断が求められる現代の採用市場において、リファレンスチェックはその解決策となる可能性があります。引き続き、国内におけるリファレンスチェックやバックグラウンドチェックに対する関心が高まることが期待されます。

リファレンスチェックサービス「ASHIATO」の活用により、企業は今後も信頼できる人材を見極め、組織の成長を促進していくことができるでしょう。


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会社情報

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エン・ジャパン株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー
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