未来を創る!AOSデータ社主催のセミナー
2015年の設立以来、データ復元やクラウドバックアップ、リーガルテックに特化したサービスを展開してきたAOSデータ株式会社(本社:東京都港区)が、12月18日(水)に「生成AI『AI孔明』を核としたデータエコシステムと知財エコシステムの融合プラットフォーム」をテーマにしたセミナーを開催しました。会場の日経ホール&カンファレンスルームには、多くの企業関係者が参加し、生成AIを活用したデータと知財の連携についての情報を得ました。
セミナーの内容
ご挨拶
セミナーは、AOSグループの代表である佐々木隆仁氏の挨拶からスタートしました。彼は、AOSデータ社の理念や目的を明確にし、参加者に対してデータ活用の重要性を強調しました。AOSデータ社は独自の生成AI「孔明」を通じ、企業のデータ活用を支援し、競争力向上を目指しています。これにより、企業は「攻め」と「守り」の両面で強化されると述べました。
データエコシステムセッション
このセッションでは、さまざまなデータ活用手法について紹介されました。特に、AI・DXデータカンパニーの加藤雄三氏は、「IDX」というデータ共有とドライブシステムについて詳しく解説しました。IDXは、企業の機密情報などを安全に管理・共有するシステムであり、特にM&Aや機密情報のやり取りにおいて強力なサポートを提供します。さらに、清本光彦氏が紹介した「AOSBOX Business Pro」は、全自動バックアップ機能を具備したクラウドバックアップサービスであり、特にランサムウェア対策として高く評価されています。
菅野善之氏は、データ復旧の重要性についても触れました。データ喪失が深刻な問題であることを指摘し、その対処方法について具体的な事例を交えながら説明しました。デジタル遺品の管理や、パスワード解析などのサービスも紹介され、参加者はデータ保護の重要性を再認識する機会となりました。
知財エコシステムセッション
Tokkyo.Ai株式会社の平井智之氏が担当したこのセッションでは、AIを活用した知財エコシステムの構築について詳しく説明されました。大規模言語モデル(LLM)を活用した特許管理が効率化されるプロセスを示し、特に「チャット特許」機能が特許出願プロセスを劇的に短縮することが明らかになりました。参加者は、これにより特許文案作成や検索が迅速に行えるようになることを学びました。
総合セッション
最後のセッションとして、AOSデータ社CTOの志田大輔氏が登壇し、生成AI「AI孔明」を利用した新たな価値創出の可能性について述べました。AI孔明は企業が抱えるさまざまなデータを統合し、戦略的な活用を可能にするツールです。特に、企業のデータインフラと知財エコシステムを融合させることで、競争力を強化し、迅速な意思決定を支援します。
まとめ
AOSデータ社のセミナーは、データと知財の融合がもたらす新しい可能性にフォーカスされており、参加者たちは多くの知識を得られたと感じていました。特に、生成AI「AI孔明」によって強化されたデータ活用の実態は、多くの企業にとって魅力的な知見となったことでしょう。AOSデータ社は、今後もデータ活用の最前線で日本企業の競争力向上に寄与することを目指していきます。
AOSデータ社による次回のイベントは、2025年1月21日(火)に「AI孔明&DXフォーラム」を開催予定です。経営者や経営企画部門、知財部門の方々はぜひご参加ください。