伝統の獅子舞文化を未来へ繋ぐ富山県の取り組みと新商品紹介

富山県の獅子舞文化継承プロジェクト

富山県は全国屈指の獅子舞文化を誇ります。その数は1,000以上にも上り、地域の伝統として大切に守られています。最近、富山の獅子舞を未来に繋げるための新たな取り組みが始まりました。このプロジェクトは「祭りで富山を元気に！」というテーマのもと、地域の特性を活かしながら、新たなオリジナルデザインの“獅子舞”を開発することを目的としています。

この取り組みの第1弾として、富山県の老舗店「島川あめ店」と自家焙煎コーヒー店「FLAT COFFEE」とのコラボレーション商品が登場します。商品名は「とやまの獅⼦まめ」と「とやま獅⼦舞ブレンド」で、2024年12月27日から数量限定で販売されます。

豆菓子「とやまの獅⼦まめ」

「とやまの獅⼦まめ」は、富山県産の大豆と麦芽水飴を使用した豆菓子です。獅子頭を模した赤豆の間に白豆を忍ばせ、紅白の色合いでおめでたい印象を与えています。素朴で優しい味わいが特徴のこの豆菓子は、手が自然に伸びる美味しさ。これらの商品は、富山県内や大阪のアンテナショップでも購入可能です。

コーヒーバッグ「とやま獅⼦舞ブレンド」

もう一つのコラボ商品「とやま獅⼦舞ブレンド」は、深煎りのマンデリンと浅煎りのエチオピアを絶妙にブレンドしたオリジナルのコーヒーバッグです。獅子舞の力強さと華やかさを表現し、寒い季節に心温まる一杯になること間違いなし。こちらも同様に富山県内や大阪の各店舗で販売されます。

デザインへのこだわり

今回のプロジェクトでは、クリエイティブディレクターの居場梓さんとデザイナーの林久美さんが携わっています。林さんは、「子供の頃から親しんできた獅子舞を多くの人に知ってほしい」という思いから、親近感のある魅力的なデザインを考えました。裏表で赤と黒の獅子頭をデザインし、ゴールドカラーでお祭りの華やかさを演出しました。