大正大学での『令和7年度 成道会』とは
2025年12月3日(水)、大正大学(学長:神達知純)が『令和7年度 成道会(じょうどうえ)』を開催します。この成道会は、お釈迦様が悟りを開かれたことを讃える貴重な法要です。本学の学生が中心となり、企画や運営を手掛けることで、仏教の精神に触れる機会を提供します。
今年度のテーマ:『仏心伝心-さとりの道も一歩から-』
成道会のテーマは、『仏心伝心-さとりの道も一歩から-』です。このテーマには、お釈迦様が達成した悟りを伝える旨が込められています。長い歴史の中で受け継がれてきた仏教の精神を、多くの人々に知ってもらいたいという願いが表れています。特に、仏教に対する興味や理解を促進することを目指しています。
当日のプログラム
当日は、巣鴨にある眞性寺から大正大学キャンパスまでの道のりが、雅楽部や法螺貝の音色とともに賑やかに練り歩かれます。この行進は「お練り」と呼ばれ、伝統的な日本文化を体験できる素晴らしい機会となることでしょう。
さらに、本学が設立した四宗派(天台宗、真言宗豊山派、真言宗智山派、浄土宗)および時宗の学生による合同法要も予定されています。これにより、仏教の多様性を直接体感できる貴重な機会です。
加えて、お釈迦様が愛したとされる乳粥や、冷えた身体を温めるチャイの提供も行われます。これらの体験型企画を通じて、来場者は視覚、聴覚、味覚を通じて仏教の魅力に触れることができるでしょう。
成道会の意義と教育的側面
成道会は単なる法要ではなく、仏教を学ぶ学生たちにとっては、実際に体験することを通してさらに深く理解を深める良いチャンスです。仏教学部では、仏教学専攻、仏教文化遺産専攻、宗学専攻の3つの専攻制によって、様々な視点から仏教の教えを学ぶことができます。これによって、学生たちは教養を深め、国際的な視野を持つことができるのです。
また、成道会に参加することで、来場者も仏教についての新たな視点を得られることに繋がります。日常生活から少し離れて、内面的な探求をする機会としても位置づけられます。
まとめ
『令和7年度 成道会』は、仏教の世界を身近に感じられる貴重なイベントです。参加者は多彩な体験を通して仏教哲学に触れ、理解を深める機会を得ることができます。是非、この特別な日に足を運んで、仏教の奥深さに触れてみてはいかがでしょうか。
公式ウェブサイト:
大正大学