クラファン「どりサポ」
2020-04-01 08:00:31
アスリートとNPOの架け橋、クラファン「どりサポ」の新しい形
アスリートの力で社会貢献の輪を広げる「どりサポ」
新たなクラウドファンディング「どりサポ」が始まりました。このプロジェクトは、アスリートが自らの発信力を活かして社会貢献活動を支援するもので、NPO(非営利法人)と連携を図ります。目的は、社会のために寄付を募り、支援の手を広げることです。
「どりサポ」は、単なる寄付募集のプラットフォームを超え、アスリートとNPOをマッチングし、アスリート自身が寄付者となるという新しいスキームを採用しています。寄付金の一部は運営費用などに充てられ、残りはNPOに渡ります。アスリートと寄付者は交流できる仕組みも用意されており、共に絆を深めることができます。
新しい寄付文化の創造
従来のクラウドファンディングは、資金を必要としている人が自ら寄付を募る仕組みが一般的でした。しかし、「どりサポ」ではアスリートは寄付金を受け取ることはなく、逆に最初に寄付を行い、ファンに寄付を呼びかけます。この点が従来のモデルとの大きな違いであり、より透明で信頼できる寄付文化を形成することを目指しています。
特に、寄付先として選ばれるNPOは、具体的な社会課題に取り組む団体に特化します。アスリート自身、過去の困難な経験を持つ人々が多く、彼らが支援したいと考えるNPOを選ぶことで、より場面に合った支援が実現します。企業も協賛を歓迎しており、アスリートと共に支援活動を行うことで、企業の社会的責任(CSR)を果たすことも可能になります。
アスリートのストーリーが持つ力
「どりサポ」に参加するアスリートやNPOは、感動的なストーリーを持っています。このプロジェクトでは、彼らの物語を重視し、メディアを通じて広めていく方針です。読者がそのストーリーに感銘を受け、支援したいと感じることが寄付のきっかけになります。NPOに助けられた人々のストーリーも見逃せません。「どりサポ」のメディアではそれらの物語を記事として掲載し、寄付者との距離を縮める取り組みをしています。
1号プロジェクトの始動
すでに「どりサポ」では1号プロジェクトがスタートしています。元K-1ファイターのノブ・ハヤシさんが、白血病患者を支援するNPOへの寄付を呼びかけ、卵子保存に関する費用助成を行うという内容です。白血病治療の影響で生殖能力を失うリスクを抱える患者たちを支えるための取り組みは、非常に意義深く、彼の経験が生かされることで、より多くの人々に希望を提供することでしょう。
ノブ・ハヤシさん自身も白血病を克服した経験を持ち、その姿勢が多くのファンに勇気を与えています。彼のストーリーを通じて、白血病患者たちに幸せを届けたいという思いが伝わることでしょう。
格差社会へのアプローチ
「どりサポ」は、拡大する格差問題への解決策の一つとしても位置付けられています。スポーツ界では国や地域に関係なく、選手への応援が行われ、多くの人がその情熱に共感します。アスリートが自身の取り組む支援活動を通じてファンに呼びかければ、社会貢献活動の注目度が高まり、支援が広がる可能性が高まります。
日本は寄付文化が十分に根付いていない一方で、社会的格差は深刻です。新しい寄付文化が必要であり、アスリートこそがその変革の担い手になり得るのです。引退後のアスリートが、ファンやNPO、企業との絆を築くことで、セカンドライフへの道を切り開くことも期待されています。
おわりに
「どりサポ」は、アスリートが自らの力で社会貢献を果たす新たな試みです。賛同してくださるアスリートや企業の協力が必要です。将来に向けた希望を育む活動に参加してみませんか?
会社情報
- 会社名
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株式会社マイセルフ
- 住所
- 神宮前6-25-210F
- 電話番号
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03-6805-0299