大阪・関西万博で注目のセンソリーインテリア、南青山に特別展示会

大阪・関西万博のセンソリーインテリアが南青山に登場

2025年に控えた大阪・関西万博で話題となったセンソリーインテリアが、特別展示会として東京・南青山にて開催されることが決定しました。この展示は、株式会社ピーエーエスが主催し、ショールーム「ピントシーティングデザイン」にて行われます。日程は2025年5月17日（土）から6月30日（月）までと、約一ヶ月半にわたります。

センソリーインテリアオフィスの魅力とは

大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」では、感覚による働き方の変革を目指した「センソリーインテリアオフィス」が提案されました。約1週間という短い期間で、2,000人以上が体験し、「職場に導入したい」や「自宅でも使ってみたい」といった感想が寄せられました。この「センソリーオフィス」は、快適な感覚情報を提供することでストレスを緩和し、自然と集中力や創造性を引き出す空間を目指しています。

センソリーインテリアの特徴は、以下の五感に働きかける点です：

- 視覚: 光や色の柔らかさを重視
- 聴覚: 環境音や静けさによる心地よさ
- 触覚: 振動や質感による快適さ
- 固有覚: 姿勢や体圧の調整を意識
- 嗅覚: 安心感や癒しをもたらす香り

名古屋での先行導入

大阪・関西万博に先駆け、名古屋のラグジュアリーホテル「THE TOWER HOTEL NAGOYA」でもセンソリーインテリアが導入されました。宿泊者からは「再度泊まりたい」「自宅や職場にも取り入れたい」といった高評価が寄せられています。このように、センソリーインテリアは幅広いシーンでの利用を想定しています。

特別展示会の内容

今回の展示会では、以下の作品が紹介されます：

- センソリータワー: 光、泡、振動、音が融合した多重感覚バブルタワー。五感に優しい体験を提供します。
- ファイバーライトBELL: 日本の伝統的なマクラメ編みと光の揺らぎを融合させたペンダントライト。
- PINTOグラビティー: 3D形状が身体を心地よく支え、リラックスできるロッキングチェア。

このような多様な展示が、訪れる人々に新たな感覚の刺激を与えることでしょう。

空間提案の背景

株式会社ピーエーエスの社名は「Perception and Action Space」に由来します。彼らのミッションは、単なる福祉機器の開発を超えて、リビングやオフィス、ホテル、公共施設など、さまざまな空間に人々が感覚から整う仕組みを提供することです。今回の展示会は、福祉に基づく技術を活かして、日常のさまざまなシーンで人々を元気にする「感覚空間」の提案ともいえます。