上士幌町の新商品
2021-07-21 17:46:49

上士幌町の新たな挑戦!地域とプロ人材のコラボで生まれた商品たち

上士幌町の新たな挑戦!地域とプロ人材のコラボで生まれた商品たち



北海道の上士幌町が展開する「かみしほろ縁ハンスプロジェクト」は、地域内の事業者とスキルを持ったプロ人材が協力して新たな商品を生み出す取り組みです。この取り組みが実を結び、7月21日より新たな商品がオンラインショップで販売されることが発表されました。

地域の課題解決を目指して


上士幌町は広大な自然環境を有し、農業や酪農、林業などが基幹産業となっています。しかし、商品のブランディングやマーケティングに関しては専門的な人材が不足していました。そこで、地元事業者が抱える商品の価値向上や販路拡大の課題を解決するために、スキルや経験の豊富な外部のプロ人材を活用することにしたのです。

プロジェクトの立ち上げ


2020年10月に始まったこのプロジェクトでは、町外からのプロ人材が兼業や副業などの形で地域の事業に関わることができます。上士幌町は、これにより地域事業者の収益拡大を目指しており、参加したビジネスパーソンによるオンラインイベントを通じて、町内の魅力を発信し、プロ人材を募集しました。

初の協働商品:関口農場とのコラボ


今回、上士幌町が協力したのは、昭和10年代から豆を生産している関口農場です。関口農場では、生豆とその加工食品の認知を拡大したいという要望がありました。そこで、首都圏の広告・イベント会社でも活躍するコピーライターの初海淳さんがプロジェクトに参加。

初海さんは、商品のブランドアイデンティティを策定し、商品デザインやコピー制作を手掛けました。この協働を通じて、既存商品のリブランディングや新しいブランドの立ち上げ、さらにはオンラインショップの開設といったコミュニケーション戦略が実施された結果、関口農場から新たな商品が誕生しました。

新ブランド「オリベの豆や」と「Oribe Beans」


新たに発表された商品の中には、生豆を中心としたブランド「オリベの豆や」と、豆の加工品を展開する「Oribe Beans(オリベビーンズ)」があります。これらの新ブランドは、豆の生活を楽しむ提案を行い、手軽に豆を食べられる商品をシリーズで取り揃えています。特に注目なのは、毎月生豆を定額で届けるサブスクリプションサービスで、送料込みで1,800円で利用可能です。また、豆のふりかけやピクルスなど、ユニークな製品も販売される予定です。

持続的なプロジェクトへ


「かみしほろ縁ハンスプロジェクト」は、2020年から続く重要な取り組みとして、今後も地域事業者とプロ人材のマッチングを重ねながら、上士幌町の魅力を引き出していく予定です。新しいビジネスモデルの確立や地域活性化に向けた挑戦が、今後も続くことでしょう。

上士幌町の魅力


上士幌町は、北海道十勝管内北部に位置し、自然が豊かで観光業にも力を入れています。特に、ナイタイ高原牧場や熱気球のまちとしても知られており、多くの訪問者を迎えています。今後も「かみしほろ縁ハンスプロジェクト」によって多様なビジネスチャンスが生まれることが期待されています。

会社情報

会社名
上士幌町
住所
北海道河東郡上士幌町字上士幌東3線238番地上士幌町役場
電話番号

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