サステナブルな椅子
2026-01-09 11:34:00

大阪・関西万博でのサステナブルな取り組みが上智大学に寄贈された椅子に込められた想い

大阪・関西万博で生まれたサステナブルな椅子の物語



2025年の大阪・関西万博では、各国が持続可能性をテーマにしたパビリオンを展開する中、特に注目を集めるのがルクセンブルクパビリオンだ。このパビリオンは「Doki Doki – ときめくルクセンブルク」をテーマに据え、来場者に持続可能な社会の実現に向けた体験を提供した。
その中で、大日本印刷株式会社(DNP)が担った役割は、パビリオン内の内装展示施工であり、使われた木材を再利用するというサステナブルな取り組みが行われた。

再利用の意義と具体的な取り組み



DNPは、ルクセンブルクパビリオンで使用された机や椅子、インテリアなどの木材を見事に再生させ、3Dプリンターを用いて新たな椅子を制作した。この椅子は、ただの家具ではなく、循環型社会を象徴するアイコンであり、具体的には木材を粉砕しペレット化したものを使用している。
特に注目すべきは、椅子の中央に施された上智大学のエンブレムの鷲のデザインである。このデザインには、ルクセンブルク大使館や貿易投資事務所との長い信頼関係が反映されている。

寄贈式とその意義



2025年12月23日、DNPが制作した椅子は上智大学に寄贈され、寄贈式が盛大に行われた。寄贈式には、上智大学の杉村美紀学長とDNPの執行役員横谷康行が出席し、この取り組みの重要性を再確認した。ルクセンブルク貿易投資事務所は、毎年上智大学の学生を受け入れてインターンシップを行うなど、教育の場と多様な経験を提供しており、今回の寄贈はその関係性をさらに深めるものとなった。寄贈された椅子は大学内で学生に紹介され、次世代へのサステナブルな価値観の伝承の一環ともなっている。

今後の展望



DNPは、今後も事業活動と地球環境の両立を目指し、持続可能な社会の実現に向けた新たな挑戦を続けていく。資材のリサイクルにより生まれた椅子は、単なる製品ではなく、未来へのメッセージを込めたアートピースとしても機能している。上智大学の学生たちがこの椅子を通じて資源循環の本質を理解し、その意義を実感することで、さらなる意識向上へとつながっていくことが期待されている。
この取り組みは、DNPが実施する持続可能な社会づくりに向けた大きな一歩であり、地域に根ざした循環型経済や教育の重要性を広める契機となるだろう。今後、地域や学生、企業の協力を得て、さらに広がっていくことを願いたい。


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会社情報

会社名
大日本印刷株式会社
住所
東京都新宿区市谷加賀町1‐1‐1
電話番号

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