Capy株式会社のCISOがフィッシング対策協議会に登壇
Capy株式会社は、東京都千代田区を本拠地とし、代表取締役の岡田満雄氏が率いる企業です。その社内で、サイバーセキュリティの重要性を理解した技術者たちが日々様々な対策を提案しています。この度、同社のCISO(最高情報セキュリティ責任者)である松本氏が、フィッシング対策協議会が主催する「フィッシング対策協議会 技術・制度検討 WG 報告会」において講演を行います。
講演の内容
松本氏が取り上げるトピックスの一つは、注目されている「パスキー」に関するものです。従来のパスワードに代わるこの技術は、フィッシング攻撃を根本から防ぐ新しい解決策として期待されており、サイバーセキュリティの未来に大きな影響を与える可能性があります。
パスキーは、パスワード不要の認証技術としての特性を持ち、ユーザーがサービスにアクセスする際の負担を軽減するだけでなく、悪意ある攻撃からの防御力を高めることができます。これは特に、フィッシング詐欺が日常的に問題となっている現代において非常に重要なことです。
活動の詳細
本イベントはハイブリッド形式で開催され、オンラインおよび現地での参加が可能です。松本氏の経験を通じて得られる知見や、最新のセキュリティ技術、業界動向についての情報を直接聞く貴重な機会となるでしょう。また、参加者はその場で質問や意見交換を行うこともでき、ネットワークを広げる場にもなるかもしれません。
講師のプロフィール
松本悦宜氏は、サイバーセキュリティのエキスパートとして広く知られています。Blackhat USA 2016 ArsenalやOWASP AppSec APAC 2014など、多くの著名なイベントでも講演を行っています。また、IPA産業サイバーセキュリティセンター(ISCCoE)で非常勤講師としても活動しており、業界の未来を見据えた提案を行っています。
Capy株式会社の概要
Capy株式会社は、2017年8月に設立された企業で、主に不正ログイン対策ツール「Capyキャプチャ」の開発・提供、生体認証ソリューションの開発、セキュリティコンサルティングを行っています。自社の技術力を活かし、多くの企業のサイバーセキュリティ強化に貢献しています。公式サイトでは、各種サービスに関する詳細が掲載されており、ナレッジを深めるためのリソースとしても有用です。
参加をお待ちしています
フィッシング対策や最新のセキュリティ技術に興味がある方々は、ぜひこの報告会に参加してみてください。松本氏の洞察に触れることができるだけでなく、セキュリティ分野の新たなトレンドを知る良い機会となるでしょう。そして、今後のサイバーセキュリティ業界の発展に貢献する一員としての自覚を新たにする瞬間となるかもしれません。